Casio DK-2000 (外観編)

テーマ:

カテゴリー:

これ貰い物だったと思うのですが、あまり使わないまま戸棚の中で眠っておりました。

DK-2000 上面
カシオ製のDK-2000です。「SUPER MEMORY-COMPUTER DK-2000」とは大きく出ましたね。
表面は「大理石風」の仕上げです。

DK-2000 下面
下面にもシリアル番号と「VCCIラベル」しかありません。

Motorola MC68008

テーマ:

カテゴリー:

これはパソコンユーザには知名度の低いデバイスですね、兄にあたるMC68000が機種名に使われたりして有名なのとは対照的です。

MC68008P8
これはMC68008P8、「P8」はプラスチックDIPの8MHz版であることを示しています。

MC68008はMC68000のデータバス幅を16bit⇒8bitにすることによってパッケージを64ピンから48ピンに減らして小規模システムに使いやすくしたものです。データバスで減ったのは8ピンですがパッケージは16ピンも少なくっています。ピンの増減をまとめてみましょう。

古い一体型のエアコン

テーマ:

カテゴリー:

これは私の部屋ではありませんが、リビングに残っている古いエアコンです。

リビングのエアコン
これは壁に埋め込むタイプのエアコンです。もう使っていません(壊れています)が、取り外すわけにいかないのでそのまま置いてあります。
写真上部に現用のエアコンの室内機がチラっと写っていますね。

日立製で型番はRA-2206、ネットで調べてみたら1983年頃のもののようです。
1年古いRA-2205というものまで「石綿(アスベスト)含有部品使用のルームエアコン 形式一覧表」に掲載されているのですが、これはギリギリセーフみたい。

壁埋め込みといっても現在のように室内機を壁に埋め込んでいるのではなく、一体型のエアコンを壁に設置しているのです。
右には窓のカーテンが移っていますが、壁の向こうは屋外です。

TI TMS9995

テーマ:

カテゴリー:

また注文していたICが届きました。

TMS9995
Texas Instruments (TI)のCPU、TMS9995です。マーキングが綺麗過ぎてちょっと不安になるくらい、早く動かしてみないといけませんね。

このTMS9995は日本ではトミーのパソコン「ぴゅう太」に搭載されていたことで有名です。あの日本語BASIC搭載のぴゅう太です。
当時盛んに「16bit graphic computer」と宣伝されましたが、これを16ビット機と呼んで良いのか違和感を感じていました。そのときの根拠はおそらくTMS9995のデータバスは8ビットなのに16ビットと称するのはおかしい、だったと思います。

そこでCPUを何ビットと呼ぶべきか、代表的なCPU/MPUについて関係しそうなビット幅をまとめてみるとこんな感じになりました。

NEC PC-8001mk2 (分解編)

テーマ:

カテゴリー:

予告したとおり今回は「分解編」をお送りします。

PC-8001mk2 トップカバーを外したところ
まずはトップカバーを外します。現役時に開け閉めを繰り返していたためかネジは外したままになっていました。

手前が見ての通りキーボード、基板上にスイッチが並んでいる構造です。黒い布のようなシートはキーの隙間から入るゴミ対策でしょうか、基板が見えてしまうのを防ぐためでしょうか。
右奥は電源ユニットです。出力は+5V, +12V, -12Vの3電圧となっています。
左奥は拡張カードを入れるケージです。

NEC PC-8001mk2 (外観編)

カテゴリー:

今回ご紹介するのはNEC製のパソコン、PC-8001mk2です。

PC-8001mk2
本体が別にあるのではなく、これが本体です。このようなキーボード一体型(キーボードの下にメインの基板が配置されています)は当時一般的なものでした。もちろん本体とキーボードが分離されている機種も存在していました。逆に本体にキーボードもモニタもカセットデッキも一体になっているものもありました。

基本的なスペックを挙げると以下のようになります。

Ascendのジャンクボード

テーマ:

入手経路を思い出せない謎のボードが出てきました。

Ascendの謎のボード
シルクで「ASCEND」とあることからネットワーク・通信機器を製造していたAscend Communicationsのボードと思われます。AUIコネクタやパルストランスが見えるのでネットワーク機器でしょう。

Tandy 200 (起動編)

テーマ:

カテゴリー:

このTandy 200も動作しそうだったので電源を入れてみました。ACアダプタは無いのでEneloopで試してみます。

Tandy 200 起動画面
何の問題も無くあっさり起動しました。これが起動画面、PC-8201とよく似ています。

当然RTCはリセットされていますが、PC-8201では初期値は発売年だったのに対しこちらは1900年になっていますね。この時代のパソコンでは時刻は年月日時分秒で管理されていることが多くUNIX Epochは関係ありません。

続・タイガー計算機の操作方法

カテゴリー:

前回、各部の機能を書きましたので今回は具体的な計算を挙げてみましょう。

  1. a.~j.はタイガー計算機の操作方法を参照してください
  2. 事前にg.,h.,i.を使用し、a.,b.,c.は0にリセットされているものとします
  3. レバーf.は中立を「-」、左を「×」、右を「÷」と表記します
  4. b.,c.の位置は左端(ハンドルd.の1回転でb.が1増減する位置)を「1」、1桁右にずらした位置を「10」...と表記します

まずは基本の加減算からいきましょう。
【例】 789 + 456 - 123

タイガー計算機の操作方法

カテゴリー:

先日購入したタイガー計算機の操作方法を書いておきます。
これを読んで実際に操作する人は殆どいないとは思いますが、ディジタル式の電子計算機の乗除算器と考え方は似ていますので比較してみると面白いかもしれません。

まずは各部の説明から。


a.では下のレバーで数値を設定します。レバーと上の窓は連動しているので異なった値を表示することはありません。

乗算のときは数値の片方(被乗数)をここでセットします。除算時には被除数と除数の両方をここでセットします。

ページ