デバイス撮影法(撮影編)

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デバイス撮影法の最後は撮影編です。

カメラ・レンズは... 近接撮影になることだけ留意します。私はSONY α77 II とSIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACROの組合せで撮っています。カメラは元々は航空機撮影用に購入したものですし、レンズも1本くらいはマクロレンズも持っておこうと買ったもので、特にこのために選んだものではありません。

絞りはF8.0くらいで撮ることが多いですね。これは手持ちの頃にシャッタスピードと被写界深度のバランスをとった結果です。三脚やスタンドで撮るならもう少し絞ってもいいかもしれません。

AFのフォーカスエリアは中央にしています。上記のレンズでも十分に寄ることができず中央に小さくしか写せないことがあり、フォーカスエリアを広くしていると目的のところにピントが合わないことがあるからです。

このことに気付く前に撮ったものでは、逆さにした8ピンDIPの足の先端にピントが合ってしまっていたりします。裏の写真はマーキング記録目的なので足はどうでもいいのですが...

もっと絞ればこれは気にしなくてよくなるかも。

照明は決まっているのでホワイトバランスも固定しています。

デバイス撮影法(照明編)

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3回目の今回は照明法についてです。

基板などある程度大きなものは離れて撮影するので部屋の照明だけでも撮影可能な場合もありますが、小さなデバイスは接近しての撮影になりますし、特にコピースタンドを使用しての真上からの撮影ではカメラの陰になるので専用の照明が不可欠です。

カメラ内蔵のフラッシュを使う手もありますが強い影が出るので、レフ板的なものを用意するか、複数のフラッシュを併用するなどの工夫が必要になります。また撮影してみないと結果がわからないのも厄介な点です。

個人的にフラッシュ撮影はあまり好きではないこともあってあまり使用していません。

そんな中で長らく使ってきたのはLED式のデスクライトを2台左右に並べる方法です。

デバイス撮影法(舞台編)

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デバイスの撮影法、第2回目は背景やカメラ配置などの舞台編です。

デバイス撮影の背景は原則として導電マットを用いています。現実的に問題ないとはいえやはり静電対策されたものを使いたいですし、導電スポンジや金属では撮影がしにくいですから。

デバイス撮影法(清掃編)

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これまでデバイスの写真をたくさん掲載してきましたが、その撮影について何回かに分けて書いてみようと思います。

第1回目は被写体(デバイス)の清掃編です。

最初の頃はそのままか軽く口で吹く程度で撮影していたのですが... なにしろ古いものが多いですから埃まみれになっていることが多く、またUV-EPROMでは古いラベルを剥がした糊が残っていることもあります。

今まで以下のような方法を試してきました。

CG-WLCB54GL

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光工事のおかげで発見したシリーズの最後はこれです。


左がコレガのCG-WLCB54GL、右はその後継のCG-WLCB54GL2です。

どちらもCardBus(PCIをベースにしたPCカード)スロットに挿す無線LANカードで、IEEE802.11b/g対応です。型番の「54」は802.11gの最大54Mbpsから来ているんでしょう。

今ではノートPCに無線LANがあるのは当たり前ですが、これらのカードが出た頃はまだオプションだったりしました。未対応の場合はもちろん、対応していてもより新しい(速い)規格を使うためにこのようなカードが使われていました。

上部の黒い部分はアンテナで、スロットから出っ張ることになります。本体部分は金属ケースになっていますがここは電波を通すために樹脂製です。

旅行用トランス

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普段は開けない収納などを開けたのでこれまで忘れていたものなどもいろいろ発見されています。


これは海外旅行用のトランスです。

PC関係も、シェーバーなどの日用品も、100~240V対応のものが増えたのでこんなものを持っていくことも少なくなりました。

何でこれ持っているんだろう?

そういえばFS808TP V1を出張に持っていた時にトランスを携行した記憶がありますが、出張なら経費で買っただろうからうちにあるはずないし、それとも手続き面倒で個人的に買っちゃったのかなぁ。

これ重量がかなりあり、インバータ式ではなく昔ながらの巻線式トランスだと思われます。

9N00/7400

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これも片付け中に発見したものです。


9N00がメーカー独自のハウスナンバー、7400はもちろんSN7400のことでQuad 2-Input NAND Gateです。

メーカー名もロゴも全くないのは珍しいですね。

モールドの形状(特に左側に深いくぼみがある)の特徴がナショセミのMM74C00に似ているなぁと思いながらTwitterに上げたところ、あっという間に「9N00ならFairchildですね。」と回答いただきました。イカビク@RCAVictorCoさん、ありがとうございました。

これハウスナンバーにしても下2桁は合わせてありますし、「7400」も併記されているので親切ではありますね。

ADSLモデムを開けてみた

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ADSLモデムはもう使うことも無いのでいつものように中を見てみることにします。

底面のネジ2本を外すと2枚貝のようにケースが開きます。基板はその間に挟まっているだけでした。


上の方にある3つのシールドが気になりますね。左上隅にLINEコネクタ、隣の水色のはアレスタです。2つあるタムラのトランスは送信用と受信用でしょうか。位置的にシールドは送受信回路の一部のように思えます。この基板は壊しても構わないのですが、これ開けるのは大変だろうなぁ。

ADSLモデム

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光開通によってお役御免になったADSLモデムです。

目の前にあったのですが後述するあんまりな電源の構成のせいで引っ張り出すのにてこずってしまいました。


ADSL 8Mのモデムです。レンタルではなく買取にしていたので手元に残りました。

古いメールを探したところADSLの開通日は2002年9月11日でしたので20年使ったことになりますね。その間に故障などありませんでしたので買い取った元は十分取れました。

ONUも買取オプションあれば買い取ってたのですが、残念ながらレンタルのみでした。

なんか上側が変色しています。陽の当たる場所には置いていませんでしたが、蛍光灯でも灼けることはありますし、内部の発熱が原因かもしれませんね。

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