NMOS Z80 CPU のクロック

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先日クロック信号について書いた時、資料に面白い記述を見つけたので今回はそれについて書いてみます。

それは1978年3月版のZ80 CPUの仕様のAC特性にあった以下の記述です。『Z80ファミリ・ハンドブック』もこれを元にしていると思われます。

uPD71051

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これまでにもNECのVシリーズのペリフェラルをいくつか取り上げましたが、有名なものがまだでした。

uPD71051C
NECのμPD71051C、Intel 8251をCMOS化してVシリーズの一員としたものです。μPD71054μPD71055等と同じですね。

基本8251をCMOS化したものですが、一点拡張されています。それはスタンバイ・モードで、CMOS化により消費電力が減っただけではなくこのモードにすることによりさらに消費電力を低減させることが可能です。他のμPD71055などにはこの機能はありませんが、なぜμPD71051にのみにあるのかはよくわかりません。

TL866A (分解編)

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過去に製作したROMライタは2764,27128専用でした。多くのデバイスに対応したものも計画したことはありますが、電源(特に電圧の高いVPP)とロジックの切り替えなど面倒が多く実際の製作にはいたっていません。そんな中で先日取り上げたTL866Aがどうなっているか興味が湧いてきたので開けてみました。

カバーを外してみた
隠しネジやツメなどは無くカバーは簡単に外れます。

SASボードらしきもの

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前から気になっていたボードを買ってみました。

SASボード?
場所は秋葉原のラジオデパートの地下、随分前からあったのですが売れる気配が無いので様子を見ていました。でも1枚たったの500円なので...

どちらもホストインターフェイスはPCI Express、カードエッジは×8対応のピン数です。カードエッジ部のパターンを見る限り電気的には上のものは×8、下のものは右半分が配線されていないので×4と思われます。

上のボードではブラケット部にSAS ×4の外部接続用のSFF-8470と思われるコネクタが、基板右にはやはりSAS ×4のSFF-8484と思われるコネクタが装備されています。

下のボードはブラケット部にはコネクタは無く、右端にMini SAS ×4のSFF-8087らしきコネクタが2つあります。

CDP1824E

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今回のものはちょっと変り種のSRAMです。

CDP1824E
RCAのCDP1824E、32×8bit構成のCMOS SRAMです。32k×8bitの間違いではありませんので念のため。

これの何が変り種かというと容量の少なさではありません。

通常SRAMなどのメモリというのは汎用品で、特定のプロセッサファミリに属してはいないものです。ところがこのCDP1824はCDP1802のファミリに属しています。

気象科学館

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昨日は放送博物館に続いて気象科学館も覗いてきました。

気象科学館
気象科学館は気象庁の庁舎内にあります。入り口でその旨を告げると一時的なIDを貸してくれるのでそれを首にかけて庁舎内に入ります。横の通路に入ると上の入り口が見えてきます。

ドアの上の「気象科学館」の字は運輸大臣の書のようで、「平成9年6月1日 運輸大臣 古賀誠」とあります。

展示内容ですが各種観測機器と災害対策が中心です。後者は実験展示が多く子どもでも楽しめるのではないでしょうか。
私はもちろん機器目当てです。

NHK放送博物館

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今日は愛宕山のNHK放送博物館に行ってみました。

NHK放送博物館
銀座線の虎ノ門駅から歩いていくことにしました。愛宕神社の参道を入っていくとかなりの勾配があり、「愛宕山」の名前の通りちょっとした山であるのがわかります。当初はここから電波を送信していたのですから、高い場所を選んだのは当然でしょう。

入り口を入ると放送機器の展示があります。

P2000C DVDプレーヤ

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今回取り上げるのはAV2HDMIの動作確認で使ったDVDプレーヤです。

P2000C 前面
EVER GREENのP2000C、特に必要も無いまま安さにつられて買ってしまったようでほとんど使わないまま放置されていました。

リモコン操作が前提で本体には電源とイジェクトくらいしかボタンの無い機種が多い中、リモコン無しでもある程度の再生操作が可能です。音声や字幕の言語設定などはできないので実用上はリモコン無しは厳しいですが。
今回はリモコンが行方不明になっていたためこれに救われました。

一方で表示は電源ランプ以外は何もありません。さすがにテレビ無しで使用することはあり得ないという判断でしょう。

デザイン的には、あまり洗練されているとは言えないですね。

昔のクロック信号(タイミング編)

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前回はクロックに特殊な電圧レベルを要求するものを取り上げましたが、今回は特殊なタイミングを要求するものたちです。

多相クロック

複数のクロック入力を持っており、それぞれのクロックの間の関係が規定されています。

Intel 8080など

多相クロックの最も一般的なパターンで、2つのクロックφ1, φ2を交互に"H"にします。φ1, φ2が同時に"H"になってはいけません。

この仲間には以下のようなプロセッサも含まれます。

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