現在地

勘違いで...


テーマ:

カテゴリー:

このところ古いデバイスを調達するのはeBayが多いんですが、目的のものを検索した後にそのショップの出品リストをざっと眺めるんですよ。同じとこからまとめて買えば送料節約できるので。


これもそうして買ったものの一つなんですが...

以前AY-3-8605のところで「カラー出力用のAY-3-8615」というのがありました。

その型番がぼんやりと頭の中にある状態で出品リストを眺めていたら、「んっ」と引っ掛かったんですよ。それがこれでした。

データシートを探すと「Color Processor Chip」とあります。それで中身をよく確認せずに買ってしまったんですが、全くの別物でした。まぁ$3.00だったので返品する方が面倒くさいですね。

さて、このAY-3-8915ですが、色番号を入力するとカラー信号を出力します。厳密には4ビットのディジタル出力なので外部で抵抗などで合成してアナログ信号にする必要があります。

そもそも欲しかったAY-3-8615も似た機能ですが、入力の形式が異なるのと、こちらは直接アナログで出力されます。

入力の違いはこんな感じ。

AY-3-8615は、Right Video in(右プレーヤ), Left Video in(左プレーヤ), Boundaries in(枠?), Background in, Color Burst in(カラーバースト), Blanking in(ブランキング), Sync in(同期信号)と独立ピンで入力します。当然ゲームの石はこれらの信号を出力します。

一方AY-3-8915は5ビットの信号で入力します。00000(2)~01111(2)で16色を、1XX00(2)でブランキング、1XX10(2)でカラーバースト、1XX01(2)で同期信号になります。

もしかしてこれを変換するエンコーダを作れば代用できたりするのかな?

参考文献・関連図書: 
AY-3-8915データシート, General Instrument.
AY-3-8615データシート, General Instrument.

コメントを追加

Plain text

  • HTMLタグは利用できません。
  • ウェブページアドレスとメールアドレスは、自動的にハイパーリンクに変換されます。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
※ コメントは原則公開です。個別のご相談などは「ご意見・ご要望」からお願いします。