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準出土品

準出土品

出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。

AMD Am29030

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AMD Am29000でAm29030買い直した方がいいかもと書きましたが、結局買っちゃいました。


25MHz版のAm29030-25GCです。

金色のフタ付きパッケージでこちらの方が豪華に見えますね。

前回写真は出しませんでしたがAm29000の方は裏(ピン側)にフタが付いていました。

周囲にある金の帯は何でしょう? このような位置にキャパシタの載ったものはたまに見かけますが。

INMOS IMST805

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さらにこんなのも買ってしまいました。


INMOS IMST805といってもピンとこないかもしれませんが、Transputerといえば「あぁ昔そんなのあったな」と思う人も多いかもしれません。プロセッサ間を簡単に接続する"Link"という機能があり、多数を並べてマルチプロセッサ構成を容易に作ることができました。

そのマルチプロセッサを活用するために"Occam"と呼ばれる平行プログラミング言語が作られ、TransputerとOccamはペアとして扱われることが多かったようです。

ですが、私はプロセッサの生のアーキテクチャを体験することを目的としているのでアセンブリ言語でゴリゴリ書くつもりです。

ということでその特徴を見ていきます。

Mostek MK38P75

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今年はLED Flasherくらいしか作っていない(アレを作った内に数えるのも……)のにまたいろいろ買ってしまい……

積みプロセッサ絶賛増加中です。


ということでこれ、Mostek社製のMK38P75/02Hです。

このMK3870ファミリは、F3850が単独では動作しない(専用のメモリF3851などかF3852/F3853といったメモリI/Fが必要)のをワンチップ化したものです。

大きく分けると以下の3種類があります。

Omron EE-CF4

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日米商事に寄ったらちょっと面白いものがあったので買ってみました。


オムロンのEE-CF4というフォトカプラです。

何が面白いのかというと、ふつう多回路のフォトカプラは型番の末尾に回路数が「-2」「-4」のように表記されますが、これは同じ表記が4つ並んでいるんですよね。1ピンマークにあたる白丸も4つあって、あたかもたくさん並んでいるところから必要数分を切り出してきたみたいです。

以前切るなんてアリ?にも書いたようにフォトカプラは構造的に切り分けることは可能ですが……

端面をよく見ると切断したようにも見えます。

Yamaha V9938

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i960SAから続いていた買っちゃったデバイスシリーズも今回で終わりです。


ヤマハのV9938、今回はプロセッサはプロセッサでもマイクロプロセッサではなくE-VDP(Enhanced Video Display Processor)です。

以前取り上げたV9958の元になったデバイスです。V9938からV9958の変更点をデータシートから拾ってみると以下のようです。

MIPS R3071

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3つ目もまた32ビットRISCマイクロプロセッサです。


これはIDTの79R3071、いわゆるMIPSプロセッサです。1996年30週の製造かな。

MIPSプロセッサは以前MIPS R4700を取り上げたことがありました。なのになぜこれを買ったのかというとR4700は64ビットバスでありとても手に負えないからです。このR3071なら32ビット(マルチプレクスバスですが)なのでまだ現実的ですし、バイトイネーブルもあります。

AMD Am29000

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先日の80960SAと一緒にいくつか他のものも買っています。今回はその一つです。


AMDのAm29000-25GC、専用の保護ケースに入った状態で送られてきました。

Am29000ファミリもi960ファミリと同様に1980年後半から1990年代中頃まで製造されていた32ビットのRISCマイクロプロセッサです。汎用コンピュータとして成功せず、組み込みメインだった点も似ていますね。

これも初めて絡むのでアーキテクチャの特徴を見てみます。

Intel 80960SA

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また変わったCPUを買ってしまいました。動かせそうもない代物ではありませんが、膨大な積みプロセッサが溜まっている中いつになったら着手できるものやら。


これはIntelのi960ファミリ、N80960SA16です。

i960ファミリはIntelが1980年代後半から1990年代中頃まで生産していた32ビットのRISCマイクロプロセッサです。

組み込み用途のあまり知名度のないプロセッサですが、このファミリの一員i960RDはPCに使われたこともあります。ATXに移行する直前ごろ、PCI×7+ISA×3といった巨大なATマザーボードがありI/Oプロセッサとして搭載されていました。これはI2O(Intelligent I/O)と呼ばれていました。

これまで触ったことのないアーキテクチャなのでデータシートから特徴を拾ってみます。

MS-DOS ROM

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先日秋葉原を歩いていて面白いものを見つけて思わず買ってしまいました。


それがこれ、「MS-DOS 3.21」のラベルが貼られたROM、しかもHとLが揃っていたのでMS-DOSのROM化ってどうなっているのか見てみたくなったのでした。

まずROMライタでそれぞれ読んで、一つのファイルに結合しました。

objcopyあたりでできるのかもしれませんが、以前やっつけで作ったツールを流用しました。元はMC68000向けだったので最初エンディアン間違えて……

何か特徴的なデータないかなと眺めていて最初に見つけたのは……

DS0026 MOSドライバ

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これもしばらく前に購入したまま忘れていたものになります。


National SemiconductorのDS0026です。

これはMOSドライバと呼ばれるもので、TTLレベルの入力をレベル変換すると同時に大きな負荷容量を高速で充放電するための強力なバッファでもあります。仕様によると1000pFの負荷に対して立ち上がり時間が最大35nsというのですからその強力さがわかろうというものです。出力レベルは電源電圧で決まり、最大約20Vまで出せます。

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