現在地

半導体

踏んだ・ひしゃげた・折れた

テーマ:

カテゴリー:

昨日のことです、椅子から立ち上がろうとした瞬間、足の裏から変な感触がありました。

何か踏んでしまったようです。

何だろうと思って取り上げてみたところ......

やっちまった。


LED Flasherの基板がいつの間にか机から落ちていてそれを踏んでしまったようです。

基板は裏返し(ハンダ面が上)に落ちていて、LM3909Nを支点に真っ二つに折れてしまいました。

まぁ試しに組んでみただけなので回路は別にいいのですが、貴重なLM3909Nの足があらぬ方向に曲がってしまいました。ソケットは無事だったのでピンセットで簡単に抜くことができました。

MC6847

テーマ:

またちょっと古いICが出てきました。


MotorolaのMC6847P VDG(Video Display Generator)です。

これはNTSCテレビにキャラクタやグラフィック表示をするためのもの、NECのPC-6001シリーズに使われていました。類似のモノだとMSXなどに採用されたTexas InstrumentsのTMS9918シリーズが有名ですね。

LED Flasher

テーマ:

カテゴリー:

去年入手したLM3909、せっかくなので一番簡単なLED Flasherを組んでみました。


『初歩のラジオ』1981年1月号掲載のものをそのまま作ってみました。

とてもシンプルで、外付け部品は100μFの電解コンデンサとLEDのみです。

これに電源として1.5Vを加えると約1秒に1回LEDが光ります。デューティは低く光るのはほんの一瞬です。ちなみに電源電圧を上げると点滅周期が短くなります。

LM3909

テーマ:

カテゴリー:

1980年頃の『模型とラジオ』『初歩のラジオ』などの常連だったデバイス、ふと思い出したらまた遊んでみたくなってeBayで買ってしまいました。


National SemiconductorのLM3909 LED Flasher/Oscillatorというものです。

LEDの順方向電圧は低い赤色でも2V程度あり乾電池の1.5Vでは点灯できません。そこでコンデンサを利用して電圧を上げるのが本ICです。懐中電灯などに取り付けて暗いところでも見つけやすくするというのが用途として考えられていたようですね。

なのですが、やたらと応用範囲が多いんですよ、このICは。

データシートにも、トライアックのトリガ、LEDの点滅、矩形波発振器、ブザー、豆電球の点滅などが挙げられています。ネットを探すとアンプにする話なんかも出てきますね。

MAS3507とDAC3550

テーマ:

カテゴリー:

出てきた中にはスイッチやコネクタだけでなく半導体もあります。


まずはMAS3507D、これはMP3デコーダICでDC-DCコンバータも内蔵しています。出力はI2Sなので後段にはD/Aコンバータが必要です。

MP-ROMの他、確かmpmanにも使われていたような記憶があります。mpmanの内部はまだ取り上げていないので近いうちに分解写真を撮りたいですね。

LQT-100KX

テーマ:

カテゴリー:

探し物をしていたらまた色々なモノが出てきました。

ということで今回はコレ。


京セラのLQT-100KX、分周回路を内蔵した水晶発振器です。

水晶発振器モジュールなど無数にある中、このシリーズの特徴は周波数がやたらに低いことにあります。例えばこのLQT-100KXの出力は 12.5kHz, 25kHz, 50kHz, 100kHz で、シリーズの中ではこれでも高い部類です。

低いものではLQT-50X-3が 12.5Hz, 25Hz, 50Hz、LQT-60X-3は 15Hz, 30Hz, 60Hz です。これは電源同期式だったものの置き換えに良さそうですね。

これ原発振はどれくらいなんでしょう?

時計用に32.768kHzがあるので100kHzくらいならそのまま行けそうですが、50Hzなどはもっと上で発振させて分周かな。

27CX642

テーマ:

カテゴリー:

今回のものもTMS7000と一緒に買ったものになります。


ICT 27CX642、8x×8bit構成の高速UV-EPROMです。

少し前にTwitter(現X)で27CX322を見かけて資料探したりしていたのですが、類似品で容量の多いこれを見つけて買ってしまったのでした。

容量は一般的な2764と同じですが、ピン数は4本少ない24ピンとなっており、バイポーラPROM互換とのこと。電源(2), アドレス(13), データ(8)で23本、残り1本がCSです。

MC145163

テーマ:

カテゴリー:

えー、今回も最近入手したデバイスになります。


MotorolaのMC145163Pです。キズが多いことからわかると思いますが中古品です。

これはMC145106MC145157などと同じPLL用のICです。2つの分周器と位相比較器を持っていることも一緒です。

基準クロック用の分周器は1/512, 1/1024, 1/2048, 1/4096の切り替え式になっています。

メインの分周器は1/3~1/9999です。1/9999からわかる通り入力はBCDコードになっています。これはマイコンなどではなくサムホイール(サムロータリ)スイッチなんかを前提としているんでしょうね。

ページ