少し前Twitter(X)で「小学生の卒業旅行」なる話題を見かけ、日帰りならともかく小学生だけで宿泊は可能なのか?……などと思いつつ、大昔のことを思い出したのでちょっと書いてみます。
ただ親や先生に付いていくのではない最初の「旅」は小学5年生の時でした。
さすがに当時でも子供だけでホテル等に宿泊は出来ないので、自宅から親戚(叔父)宅の最寄り駅まで、2学年下の妹と2人で行ったのでした。東京から在来線を乗り継いで岐阜へ、そこから高山線の美濃太田まで行って、駅まで迎えに来てもらったはず。あれ、もしかすると名古屋から名鉄の日本ライン今渡駅だったかも。
何日か滞在して同じルートを逆に辿って帰ったと記憶しています。
翌年の夏休みは、行きは同じルート・帰りは中央線経由で計画し今度は一人で行ったのですが……
帰る前日だったか「台風接近してて山は危ないから中央線経由は諦めろ」と言われて仕方なく東海道経由に変更することに。
前年同様在来線で帰ろうとしたのですが、何と富士川の鉄橋が流されてしまい東海道の在来線は不通になってしまって、新幹線に変更することになりました。が、その新幹線も順調とはいいがたく、豊橋で1時間停車、三島では遂に動かなくなり3時間ほど待った後見捨てて在来に乗り換えて帰りました。
これを最後に一人旅はしばらくご無沙汰になりました。
次は8年後、大学2年の時にやはり岐阜に祖母を迎えに行った(行きは1人、帰りは2人)ときですが、この時も新幹線が大遅延して昼過ぎに名古屋から乗って東京に付いたのは翌朝というハプニングがありました。
中央線経由のリベンジを果たすのはさらに14年後、台風で諦めてから22年後のことです。一人旅を再開するにあたって最初のルートとしてこれを選んだのでした。
と、これだけではサイトの趣旨からずれていますが、ちょっとだけ電気がらみの思い出もありまして……
この2回のどちらかだったか、あるいは別の年に家族で行ったときだったか定かではありませんが、岐阜滞在中にタケイムセンに連れて行ってもらったかすかな記憶があるんですよね。
何年か前に大須の店舗閉店のニュースがありましたが、その中で美濃加茂市の本社は営業中とありました。
あの時行ったのはその美濃加茂市の本社だったんだと思います。
初めての一人宿泊旅行
自分の初めての一人宿泊旅行は、小学4年生の夏季休暇に寝台特急さくらで佐賀の祖父母の家に行った時でした。今は無き国鉄のブルートレインです。初のホテル宿泊は小学6年生でYS11で種子島まで足を延ばした時。小学生でも親の同意書があればユースホテル協会加盟の宿泊施設が利用できました。
寝台特急さくらは電気機関車の交換が下関と門司の2回あり、連結作業を父から借りたNikonF2で撮りまくっていました。運転台も中を見学したはず。食堂車で車内ワゴン販売?の駅弁を食べたけれど、空席が多かったからか子供だからか食堂車で注文していないのによく怒られなかったものです。
佐賀駅まで迎えに来た祖父と徒歩で移動し、祖父母宅の鼻先にある佐賀城門の佐賀の乱で出来た弾痕を指さし、うちも襲われて弾が飛んできたそうだ、と祖父が言ったのを覚えています。帰りは福岡空港から飛行機だったはずだけれど、羽田空港からモノレールに乗った記憶しかない。日航123便墜落事故はそのしばらくあとの出来事。
Re: 初めての一人宿泊旅行
一応泊まる方法はあったのですか。あの後はあまり旅に行かなくなったので……
コンピュータにハマったのが原因だと思います。
一人で飛行機の初は就職してから出張でカナダ行ったときかな。
そういえば家族旅行だったけど急行津軽→青函連絡船→函館から羽田へ飛行機というのはありました。弘前・浅虫温泉・松前・函館あたりを見て回ったはずなのだけどあまり覚えていないんです。津軽が遅延したのは覚えているのだけど。
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