2018-12-30 18:47 — asano
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1820-2151のところで実体はMC6802Lであると書きましたが、本当かどうか実際に動かしてみました。
MC6802を動かす最も簡単な方法はSBC6800に載せてみることです。そのままでは載らないので変換用の下駄を介して積むことにしました。
SBC6800からMPU MC6800と片方のPIC12F1822を抜いて下駄を載せます。
うまく作ればソケットの内側だけでできますが無理はせずにこのサイズにしました。
MC6802はクロック回路を内蔵していてクロック発生用のPICを抜いてしまったので、一緒に入っていたリセット回路がなくなってしまいました。しょうがないのでCRを使った回路を付けています。
発振回路も内蔵しているので水晶だけ付ければよいのですが、ちょうど4MHzのものが手元になかったので発振器を使いました。それも16MHzなので分周用に74HC393を載せています。黄色のジャンパは分周比の切り替え用です。
MPUの上側で斜めに接続しているのはソケットの取り付けの都合です。下側に取り付ける連結コネクタと上側に取り付けるソケットを隣にするとハンダ付けがしにくくなるので一つあけているからです。このあたり専用の基板起こしてしまえばクリアできるんですけどね。
裏側はシンプルですね。配線の多くは電源関係です。必要なのは1相のクロックとリセットだけですから。
あとMC6802は128バイトのRAMも内蔵していますが、SBC6800側のRAMとアドレスが重なるので殺しています。
これで1820-2151を載せたところあっさり動作しました。もし駄目だったら本物のMC6802で下駄の動作を確認したりしなければならないところでしたが、そこまではせずに済みました。
参考文献・関連図書:
MC6802データシート, Motorola.
MC6800データシート, Motorola.
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