2019-01-03 22:26 — asano
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Z8036は以前「Zilog Z8036/8536 CIO」で取り上げましたが、最近さらに入手していました。
SGSのZ8036B1、イタリア製です。5桁のコードはよくわかりませんが1988年製でしょうか?
このSGS製というのはあまり見かけませんが、以前Z80 SIO/DARTのところでZ80 SIO/0を出しました。
あのSIO/0はMAA-1に載せて動かしていましたが、最近死んでしまっていたのがわかりました。
あれはツルツルパッケージでしたが、これは梨地になっていますね。
Z-CIOとあるのはZバス(Z8000のマルチプレクスバス)用のCounter and Input/Output Unitを意味しています。16ビットのカウンタ/タイマが3つと、8ビットの双方向I/Oポートが2つ、さらにハンドシェイクなどに使えるポートが4ビットが入っています。
型番の「B」はプラスチックDIP(セラミックはD)、次の「1」は動作温度範囲が0~70°C(「6」は-40~85°C)を表します。これは4MHz品ですが、6MHz品は「A」が付いてZ8036AB1のようになります。
この4MHz品というのは買ってしまってから気づいたのですが、持っている他のZ8000ファミリはほとんど6MHz品なのでちょっと失敗だったかもしれません。もっともPCLKは必ずしもCPUクロックではなくても良いようなので望みがまったくないわけではありません。タイミングをちゃんと見てみるしかないですね。
参考文献・関連図書:
Z8036データシート, SGS.
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