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FDCボード (続・ハードウェア編)


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昨日のハードウェア編の続きです。

50ピンのコネクタに刺さっていたジャンパーピンはREADYGNDに落とすためのもの、34ピンコネクタに接続していないからです。いずれDSKCHGと切り替えられるようにしたいですね。

基板 裏側
裏側、FDDコネクタのところ以外はほとんど一対一の接続なので配線作業は楽でした。

ATmega1284Pのポート割り当ては以下のようになっています。

Port I/O 接続先 備考
PA0 未使用
PA1 未使用
PA2 未使用
PA3 未使用
PA4 未使用
PA5 未使用
PA6 未使用
PA7 未使用
PB0 I/O HD63265PのD0 通常は入力モード、レジスタ書き込み時のみ出力に切り替え
PB1 I/O HD63265PのD1
PB2 I/O HD63265PのD2
PB3 I/O HD63265PのD3
PB4 I/O HD63265PのD4
PB5 I/O HD63265PのD5
PB6 I/O HD63265PのD6
PB7 I/O HD63265PのD7
PC0 O HD63265PのRS
PC1 O HD63265PのRD
PC2 O HD63265PのWR
PC3 O HD63265PのCS
PC4 O HD63265PのDACK
PC5 I HD63265PのDREQ
PC6 I HD63265PのINT
PC7 O HD63265PのRESET
PD0 I TTL-232R-5VのTXD
PD1 O TTL-232R-5VのRXD
PD2 I DSKCHG
PD3 O IN USE
PD4 O MOTOR
PD5 O DENSEL
PD6 I INDEX FDDの回転数を測れるように
PD7 O HD63265Pの8/5

アナログ入力としても使えるPA0PA7は予備であけてあります。また、DMAモード・Non-DMAモードともに使えるようにしていますが、最終的にはどちらか一方にする予定です。

FDDのドライブセレクト信号について。

HD63265PからはUS0, US1よりバイナリで出力されているのでデコーダが必要なのですが、複数のドライブを同時には接続しないと割り切って前記の信号をそのままSN7438Nに入力しています。そのためソフトウェアからはドライブは3を指定する必要があります。

一方SN7438Nの出力はDS1へ接続しているので、ドライブのジャンパはDS1(0,1,2,3の1)を選んでおきます。

ドライブへの接続はリボンケーブルですが、5.25インチドライブのカードエッジソケットは入手が難しいです。昔のPCマザーボード付属のケーブルを流用しました。新しいものでは3.5インチ用が1つのものが多いですが、古いものでは3.5インチ用と5.25インチ用が2つずつ付いているものがありました。捻ってあるAドライブ用の部分を切断してストレートなBドライブ用のところを利用します。

参考文献・関連図書: 
HD63265ユーザーズマニュアル, Hitachi.
ATmega164A/164PA/324A/324PA/644A/644PA/1284/1284Pデータシート, Atmel.

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