2020-07-14 23:57 — asano
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8088ボードが動き、モニタの移植も基本的な機能が動き始めると、CPU判別ルーチン書いてみたくなります。あのボードで8088とV20は動かせるので次は80188かなと思って調達したのですが...
IntelのN80C188XL12ですね。
発注してしまってから気付いたのですが、実は80C188は既に持っていたんですよね。それほど高くはなかったし、一緒に注文したデバイスは必要だったのでキャンセルはしませんでした。予備にもなりますし。
今回のものは「XL」付きですがデータシートによるとコアの再実装みたいです。完全スタティックで高速化と低消費電力化したとのこと。
前回のも今回のもどちらも12.5MHz品ですが、80C188は10, 12.5, 16MHzのラインナップで、80C188XLの方は12.5, 20, 25MHzのラインナップです。
AC特性の項目を見ると、80C188ではクロック入力(1/2に分周されるので12.5MHz動作時には25MHzを供給)の下限が1MHzなのに対して80C188XLではDCまで許容されているのがわかります。通常クロックの下限はあまり気にしませんが、トラブル時にはありがたいですね。
裏面の写真も掲載しておきましょう。
よくみると左下に「KOREA」の刻印があって韓国製であることがわかります。
参考文献・関連図書:
80C186XL/80C188XLデータシート, Intel.
80C188データシート, Intel.
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