2020-10-29 23:54 — asano
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他のついでにどうせ同じ送料払うならとM27C256を買ってあったのですが...
M27C256B-10F1とのことなのですが何か表面に違和感があります。
周囲に段差があるので以前の8087のように表面を削ったのではなさそうです。
TL866AでIDを読んでみたところ20
, 8D
が読み出されました。IDを書き換えるのは困難と思われますので一応中身は本物のようです。最近調達したROMのCXK27C256DQ-15みたいな可能性も無いわけではないですが...
中身が本物だとするとリマークの理由は以下のようなものが考えられます。
- アクセスタイムを偽装するため
- データコードなどを変えて入手経路を秘匿するため
- 外見を綺麗にするため
- 原産国を偽装するため
2.以降は個人で使う分にはどうでもよいですが、1.は確認しておきたいところ。数も10個ほどあるので溶剤で拭いてみることにします。
元の状態です。
右半分をまずはIPAで拭いてみます。
変化無いようなら次はアセトンでと思っていたのですが、IPAで十分でした。
やはり元のマーキングを塗りつぶしてありました。現われた表面は見慣れたものです。意外だったのは新マーキングも残ったこと、レーザーで塗料の層を貫通させていたのですかね。
見比べると元のマーキングは M27C256B 12F1 B8826 0045K SINGAPORE だったようです。アクセスタイムは120nsだったのを100nsに偽装してありますね。
120nsとして使うことにするつもりです。
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