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Matrox G450 2種


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MatroxのG450ビデオボードを2種類紹介しましょう。


以前紹介したPCI Matrox Millenniumではヒートシンクも無かったのですが、これにはヒートシンクが付いています。律儀にGNDに接続してありますね。

VRAMはSamsungのK4D62323HA-0C60、512k×32bit×4bankのDDR SDRAMです。これ一つで8MBですから、全部で16MBということになります。


「G45 + MDHP16DB」が型番でしょうか、「16」がVRAM容量を表しているようです。


VGAコネクタですが、デュアルヘッド対応です。このMatrox社のビデオボードは昔から複数枚挿しに対応していたり、デュアルモニタへの理解がありました。

ちょっと余談ですが大昔のデュアルモニタにはこんなのもありました。
Hercules Graphics Cardというモノクロのビデオボードがあり、CGA, VGA等とアドレスが異なっていたため共存ができたのです。そこでVGAでデバッグ対象のソフトの表示を、Herculesでデバッガの表示をする、といったことが行われたようです。まだWindowsの無かった頃の話です。


こちらはAGP版です。

比べてみるとPCI版にはあったPCI PCI Bridgeが無くなっています。基板サイズも少し小さくなっています。
VRAMはやはりSamsungのK4D263238M-QC55、1M×32bit×4bankですからPCI版の倍の32MBとなります。


こちらの型番は「G45FMDHA32DB」です。

PCI版もそうですが、パターンを見ると片方はDVIコネクタを替わりに実装できそうです。


ブラケットのところはどちらも一緒ですね。


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