2016-11-17 17:00 — asano
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今回はちょっと計算機から離れて交流電流計(メーター)です。
入手の経緯に心当たりがないのですが、使うあての無いスペックなので不用品を貰ったのかなと思います。
最大で30Aの交流電流計です。
ディジタル表示のパネルメーターが増えてきてこの手の針式のメーターも少なくなってきました。
左右下側の+ネジはパネルを取り付けているネジですが、中央下に透明の-(マイナス)ネジがあるのわかりますか。これは設置後に針を微調整するためのもので、電流0の状態(できれば端子をショートして)針が0Aを指すように調整します。磁界の影響をうけるので設置環境で調整できるようになっているのだと思います。
2つの+ネジが測定端子、電流計なのでここに30A流すことになります(多分)。分流抵抗を外部に付けるタイプもあって、その場合は例えば30mAで最大まで振れるが目盛りは30Aで記入してあり、外部に並列に抵抗が必要になります。
周囲に突き出しているネジは固定用、これを取り付けるには大きな丸穴と周囲に小さな穴を4つあける必要があります。隠れるのでキレイにあけなくても平気ですけど。
左のギザギザの中央を貫いている記号はこのメーターが可動鉄片型であることを表しています。方式によって例えば正弦波以外のとき誤差が出るかといった特性が異なるので明記されています。
右側の「T」を逆さにしたような記号はパネルを垂直にして使用すべきことを表しています。針などには重力もかかっていて取り付け方向によって誤差が出るため、指示通りに取り付ける必要があります。
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