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半透明なICパッケージ


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Twitter(現X)で旧ソ連の変わったICパッケージを見かけ、そういえば似たの持ってたなと探したらこんなものが出てきました。


このロゴはいつものサイトにも見当たらないので不明ですが……

このКР1816ВЕ35はIntel 8035のクローンのようです。製造は1988年1月かな。

8035自体は以前MCS-48 2種でNEC製のを取り上げていますし大量に使われた一般的なものですが、面白いのはそのパッケージというか色(材質)です。

プラスチックパッケージの色といえばほぼ黒、それ以外は無いといってもいいほどなのですが、これは茶色でしかもうっすら透けています。


裏側を見るとその半透明具合がよくわかります。

なんか長方形の金属板が埋まっているみたいですね。リードフレームが見えないのは深く埋まっているためと思いますが、強力な光源使って透過させられないかなぁ?

一か所中の板が露出しているところがあります。当初なにかをぶつけて欠けてしまったのかと思いましたが、左上から右下に向かって筋(ウェルドライン?)のようなものがあることから樹脂が回りきらなかったのかもしれません。

同様のものがもう一種。


こちらはElektronorgtechnica(略称 Elorg)製のEL7407、Open-collector Bufferです。

これは1983年11月製かな。旧東側では西側で一般的な年週ではなく年月あるいは月年が使われることが多いようです。

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