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Parallax PIC16Cxx-PGM


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型番からしてPICプログラマと思われますが、入手の経緯の記憶がまったくありません。

PIC16Cxx-PGM
ParallaxのPIC16Cxx-PGMというボード、調べてみると想像通りPICの書き込み器でした。

さらにTechToolsというところからもPicWriterというそっくりなものが出ていて、Parallax PIC16xx-PGMをPicWriterにアップグレードするキットなるものもあるようです。

基板 表面
左上の電源ジャックには「12-24VAC 16-35VDC」と書かれていて、入力はACでもDCでも可で電圧範囲もかなり広くなっています。すぐ右のW005Gはダイオードブリッジなので整流しているわけですね。

W005Gは工作の定番W02の仲間で、W02より耐圧の低いものになります。

DC入力の場合も極性を気にしなくてよくなるのでうまい方法です。

下の6P6CのモジュラーコネクタはPCとの接続用と思いますが、詳細は不明です。さきのPicWriterでは専用の変換器を通してシリアルポートに接続するようです。レベルコンバータが見当たらないので、変換器側に持っているのかもしれません。

PIC16C57-XT/PがコントローラのPICマイコン、「PPGM 2.2」は書き込まれているソフトウェアとバージョンでしょう。型番に「CR」が無いのでマスクROM品ではなく、紫外線消去用の窓も無いのでOTP ROM品ですね。

茶色の18ピンと28ピンのソケットは書き込むターゲットを挿すためのものと思います。レバー式のZIFソケットほどではありませんが、抜き挿しに配慮したソケットです。
右端のコネクタは他のソケットを使用するためのものです。

裏側
裏側にはゴムのようなシートが貼られていました。短絡防止とピンが机を傷つけないようにするためでしょうか。
周囲の基板が露出している部分が妙にテカっているのが気になります。

見えている端子のところが腐食しているような感じなので、シートの下が気になって剥がしてみることにします。端を持ち上げたところヌルットした感触とともに簡単に剥がれました。どうもシートか接着剤が変質してネバネバになってしまっています。

基板 裏側
裏側です。パターン以外で糸のように見えるのはネバネバです。シートを剥がしたときに納豆のように糸をひいたのが残ってしまいました。

このまま保管するわけにもいかないので頭の痛いところです。IPAかなにかで拭けば取れるかな?


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