2017-11-19 22:35 — asano
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古い懐中電灯が出てきました。
左側がレンズ、左右どちらも外せるようになっています。光源は当然のことながら豆電球なので交換を考慮する必要があります。
幸い電池は入っていなかったので、試しに入れてみました。
もし入ったままだったら液漏れでボロボロになっていたことでしょう。
単1乾電池×2、常備は無いのでコンロの点火装置から拝借します。黒いのがスライドスイッチになっていて前へスライドすると点灯するはずなのですが、駄目でした。電球が切れているのかもしれません。
赤いのは押しボタンスイッチのようなのですが用途はよくわかりません。
尾部には折りたたみ式のフックが付いていました。
あと、日立製でした。見にくいですがロゴもありますね。
念のため電球の抵抗をみたところ2Ωほどだったので切れてはいないようです。
この手の懐中電灯はコードを使わずにケースを回路の一部として活用しています。錆等で接触が悪くなっているのいるかもしれません。
本体側のネジ部にハトメが打ってあるのがわかります。電池のマイナス側はバネ・キャップからここを通して本体に接続されます。
スイッチのところを裏から見るとこうなっています。
青い板の間から顔を出しているのはスイッチを通った後のマイナス側で、次に出てくる反射板に接触します。
ものによってはこの端子が前後に動いて接触するかどうかでスイッチの役割を果たすタイプもありますが、本機では動かず接触したままになるようです。スイッチ部分もハトメになっていて壊さないと中を見ることはできません。
頭部をバラしたところ、左からキャップ・レンズ・反射板です。
反射板の周りに巻いてあるクリーム色は絶縁体です。ここが本体(筒)と接触するとスイッチをバイパスしてしまうからですね。
いろいろとバラしたりしているうちに錆が取れたのか点灯するようになりました。
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