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サウンド

Yamaha YM3438

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毎度のことながら、いつ何処で買ったものなのか記憶にありません。

YM3438
ヤマハのYM3438、FM音源のデバイスです。

系譜を遡ると大元はGIのAY-3-8910 PSGですが、AY-3-8910とこのYM3438には共通点はありません。AY-3-8910は多くのパソコンに使用されました。

AY-3-8910に4オペレータ3音のFM音源(とタイマ)を追加したのがヤマハのYM2203です。FM音源部はディジタル出力なので外部にD/Aコンバータ(YM3014)が必要です。これも多くのパソコンに使用されました。

Sony BC-DM20

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BP-DM20用の充電器を見つけました。

上面
純正のBC-DM20、Ni-MHとNi-Cd両対応の充電器です。「for BP-DM10 / BP-DM20」とありますが、BP-DM20はNi-MHのバッテリパックで、BP-DM10はそれ以前のNi-Cdのものです。

やはりCd (カドミウム)が問題で切り替わったのでしょうかね。前に取り上げた水銀スイッチもそうですが、昔は危険な材料が平気で使われていました。電気とは関係ありませんが、部屋の壁紙や塗料に砒素化合物が使われていることもあったようです。

古いレコードも出てきました

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コンピュータ関係から離れて、電気からも離れて、古いレコード盤です。

レコード (袋入り)
このような袋に入ってダンボールに挟まれた状態で発見されました。袋は厚手の封筒のような紙製で、中央にはレーベルが読めるように穴があいています。

レコード
中身を出してみました。ズッシリと重みがあります。直径は25cmほどでしょうか。サイズはLPレコード(最近注目を集めていますね)と似ていますが別物です。

パーソナルなコンピュータのサウンド事情

以前「メモリ事情」を書きましたが、今回はサウンド事情について書いてみたいと思います。

  1. 初期のサウンドの目的はエラー等の発生時に注意を促すことでした。これならビープで事足ります。
    最も簡単なのは一定の周波数の信号(通常何らかのクロックを分周するが、専用の発振回路でもよい)をソフトウェアでOn/Offして一定時間鳴らす方法です。
    長さもハードウェア処理でも良いのですが、ソフトウェア処理ならハードウェアは1ビットの出力ポートとゲート1つで済むのでこちらが選ばれることが多かったです。

    PC-8001や初期のPC-9801シリーズなどがこの方式でした。

    PC-8001ではOn/Offを高速で切り替えることによって音楽らしきものを鳴らすというテクニックがありましたが、ビープの2.4kHzが混ざってしまうこと、表示のためのDMAによりCPUが停止する期間があり正確な周期でOn/Offできないことから、濁った音しか出せませんでした。

Ni-MH バッテリパック

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このバッテリパックはMDウォークマンのもの、本体とともにと思っていたのですがなかなか本体を発見できないので単独で書きます。

BP-DM20 上面
SONYのBP-DM20、単3型のNi-MH電池を2つ一体にした形状です。

2つは結線されているわけでもなく、また向きも逆になっています。これは電池ホルダを普通の乾電池と両用にするためです。このバッテリパック用のホルダには乾電池も入れることができます。

オルゴール (SVM7943使用)

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昨日のSVM7910版に引き続き、SVM7943によるオルゴールです。これらは一緒に出てきました。

基板 表面
使用ICはやはり精工舎のSVM7943COBCOE、8曲入りのものです。

SVM7910に比べて外付け部品が大幅に減っているのがわかりますね。
ICの奥に見える抵抗とトランジスタはスピーカ駆動用のものなので圧電サウンダのみを使用するのなら必要ありません。VRはテンポ(と音程)を調整するものなので固定Rでも問題ありません。
押しボタンスイッチはキーボード用のちょっと良さそうなモノですね。

発見したときは圧電サウンダが失われていたので付けました。あとは電池ホルダへの線が外れていたのを修理しただけで動作しました。
音は... 正直SVM7910の方が良かったです。

オルゴール (SVM7910使用)

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前にAY-3-1350を使ったオルゴールを載せましたが、これはそれより前のものです。

基板 表側
電池ホルダとスピーカが失われていますが、オルゴールの基板です。

メインのICは精工舎のSVM7910、世界初のメロディICとのことです。メロディが2曲がROMに内蔵されていて、他にチャイムも入っていたように記憶しています。内蔵されている曲によってサフィックスが付けられており、この「CF」は何だったかな? かなりの種類が出ていたと思いますし、数がまとまれば特注も可能だったようです。

NEC uPD7751C

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大昔に買ったものの放置してきたICがまた一つ見つかりました。

uPD7751C
NEC製のμPD7751C、1982年製ですね。

実はADPCMのICらしいということ以外まったくわかりません。
よくわからないまま店頭で見かけて「音声合成」の名称に惹かれて買ってしまったんですね。確かコピー数枚の資料が付いてきたと思うのですが、行方不明です。

ソノシート

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今回出てきたのはソノシートです。

最近の人にはわからないかもしれないので簡単に説明すると、柔らかい素材で作られたレコード盤です。安価に製造できるのと、柔軟性があって曲げられるので、雑誌の綴じ込み付録によく使われました。

円形ソノシート
これはパソコン雑誌「PiO」の1986年4月号の付録の円形のソノシートです。紙の封筒に入っていて、封筒が雑誌に綴じ込みになっていました。

Yamaha YM2413とYM2203

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今日からいつものパターンに戻ります。ヤマハの音源ICです。

YM2413
ヤマハのFM音源ICのYM2413、1990年製のようです。OPLLと呼ばれていました。

調べるとどうもMSXで使用(MSX-MUSIC)されたもののようですね。ほかのパソコンの多くがAY-3-8910上位互換のYM2203を採用した中、MSXは元々AY-3-8910を使用していたにもかかわらずYM2203ではなくYM2413を選んだのは何故なのでしょう?
これには音色設定の自由度が低いなど不満もあったようですが、こだわりのある人にはMSX-AUDIOという選択肢もありました。

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