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マイコン

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マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。

NEC uPD77P20D

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今度のものは初期のDSP(Digital Signal Processor)です。

uPD77P20D
NEC製のμPD77P20D、μPD7720AのマスクROMをUV-EPROMに置き換えたものです。

元になったμPD7720は1980年の発表と古いものですが、入手したこれは1995年製と比較的新しいものでした。NECロゴも新しいものになっています。

今では汎用プロセッサを用いて音声信号の処理を行なうことは簡単ですが、1980年頃のプロセッサでリアルタイムの音声処理を行なうことは容易なことではありませんでした。そこで汎用性を犠牲にして音声などの信号処理に特化したプロセッサが作られました。それがDSPです。

N8X300を動かすには...

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確定申告の締め切りが迫っていてこんなことをしている場合ではないのですが...
先日のN8X300を動かすために何が必要か考えてみました。

N8X350
データ用RAMは専用のN8X350を入手できています。

やはりバイポーラのSRAMで、256×8bit構成です。N8X300のデータ用メモリ空間は256×8bitが2バンクなのでこれ一つで片方を埋めることができます。

このRAMの面白いところはアドレスラッチを内蔵しているところ、アドレスとデータのバスを並列にしてN8X300のIV0IV7に直結が可能です。ファミリなので他の制御線もそのまま接続できます。

N8X300

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またまた変わったマイコンが手に入りました。

Signetics N8X300I
SigneticsのN8X300というものです。8135とあるので1981年製でしょうか。

これにはいくつかの風変わりな点があります。

まずはパッケージです。パッと見では変わっているように見えないかもしれませんが、ピン数を数えてみてください。片側25の50ピンなのです。48ピンの上は64ピン(表面実装では52ピンがあります)しか無いと思っていたのですが...

ピン間は標準的な100mil、幅は64ピンと同じ900milとなっています。

次に半導体プロセスも変わっています。現代のプロセッサはほぼ全てがCMOSプロセスです。それ以前はnMOSが使われ、最初期の4004などはpMOSプロセスが使われていました。

SAB80286(LCC)

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PGAの80286は以前お見せしましたが、これはLCCあるいはLLCC(Leadless Chip Carrier)のものです。

SAB80286-R
Siemens製のSAB80286-R、いつもは表側の写真から載せるのですが今回は訳あって裏側からです。

Intelはパッケージ記号が先頭にありますが、これは最後の「R」がLCCを表します。Rの前に数字が無いので8MHz版、「8646」とありますから1986年製と思われます。

ACIAボード その後

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SBC6303用ACIAボードなんですが、あっという間に用済みになってしまいました。

元々はちょっと挙動のおかしいMC6803の確認用でした。

このMC6803、LILBUGを動かすと起動メッセージの表示は正常ですが、その後一切のキー入力を受け付けません(エコーバックも無し)。可能性は2つ考えられます。

  1. 起動メッセージ表示後に何らかの理由でハングアップしている
  2. シリアルからの入力ができない

他のMC6803では正常ですから、外部回路の問題は可能性は低いと思われます。

そこで今回ACIAを外部に接続してみたわけです。外部ACIAを使って自作モニタを動かすと正常に動作します。念のため内蔵SCIを自作モニタで動かしてみるとやはり起動メッセージは表示しますが、キー入力は受け付けません。このことから内蔵SCIの入力が動いていないことが有力になってきます。

ここで夜も遅くなっていたので、SCIのレジスタ確認などは翌日に回したのでした。

SBC6303にACIAを繋ぐ

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SBC6303にMC6850(ACIA)を増設してみました。

MC6850ボード
以前「MC6803を動かす」でターミナルから入力できないMC6803が見つかっていました。交換すれば動作するので個体の問題と考えられます。

もう少し追ってみたいのですがターミナルが使えないのでは効率が悪すぎます。せっかくバスがコネクタに出ていることでもあり、シリアルポートを増設してみたわけです。

Intel C8095

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今回のものもあまり馴染みがないであろうマイコンです。

C8095-90
これはIntelのC8095-90でMCS-96ファミリの一員です。MCS-48 ⇒ MCS-51 の先に位置していて、A/Dコンバータや乗除算器を内蔵した高機能なマイコンです。

中でも特徴的なのが High Speed I/O Unit(HSIO)と呼ばれるサブシステムです。あらかじめ条件を設定しておくことでソフトウェアの介在なく一定の動作を行うことができます。例えば入力ピンの立ち上がりを検知してその時刻(タイマ値)を記録しておく、指定の時刻に出力ピンを変化させたりA/D変換を開始するといったことが可能です。

メモリ空間は64kB、コントローラ向けですからそう大きな容量は必要ないとの判断でしょう。

R6532 RIOT

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65xxファミリのデバイスはあまり持っていないのですが、最近これを入手しました。

Rockwell R6532P
RockwellのR6532P、RIOT(RAM I/O Timer)と呼ばれているものです。この組み合わせ、Intelの8155,8156とそっくりですね。

「1302」ということは2013年のメキシコ製ということでしょうか。あまりに新しいのでリマークが心配です。

ROMは別に用意するとして、ワーク用の小容量のRAMと8ビットの双方向I/Oが2つ、それに8ビットのタイマが一つになっています。8155,8156同様小さなシステムを少ないデバイスで構成するためのものです。

Z8671を動かす

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新しいデバイスを手に入れても実際に動かすのは遅くなることが多いのですが、今回はすぐに動かせました。これも Twitter にさらしたおかげかもしれません。

Z8671搭載ボード
いつものように動作確認できる最小構成です。Zilogの資料では7チップとなっていますが、ROMを省略して(-1)、シリアルのレベルシフタを1488+1489⇒SP3232にして(-1)、クロックを独立発振器に変更して(+1)、なので合計6チップ構成です。

基板レイアウトはINS8073ボードP8052AH-BASICボードとあわせています。電源・シリアルのコネクタも一緒です。

Z8671

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前から欲しいと思っていたBASIC内蔵マイコンのZ8671が手に入りました。

Z8671B1
オリジナルはもちろんZilogのZ8671、これはSGS製のセカンドソース品ですね。2kBのマスクROM内蔵のZ8601にTiny BASICを格納したものです。

「A」が付かないので8MHz品、プラスチックパッケージで動作温度範囲は0~70°Cのものです。

クロックの定格は8MHzですが、シリアルのボーレートを一般的なものにするためには7.3728MHzとする必要があります。

これにRAMを接続してターミナルを用意すればBASICが使えます。

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