GI AY-3-8605

2021-07-27 23:34 - asano

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今度のはAY-3-8500-1の仲間のテレビゲーム用のICなんですが、いつ買ったんだったかな?
AY-3-8500-1より後なのは確かなんですが...


GIのAY-3-8605、スタンプで押したみたいだったAY-3-8500-1と違ってGIらしいマーキングです。1982年製のようですね。

データシートによるとNTSC(AY-3-8605-1)or CCIR(AY-3-8605)とあります。CCIRって何のことだ、NTSCと並ぶと言うことはPALのことかな、と読み進めると625 lineとも書かれているのでやはりPALみたいです。

細かいことを言うとこの石はカラー信号を出すわけではないので「PAL」と呼ぶのは正しくないのですが。

うーむ、何で「-1」の方を買わなかったんだろう?

TI SN76477

2021-07-24 23:13 - asano

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これ学生の頃に動かしたことあるのですが、誰かに貸したままなのか、間違って捨ててしまったのか、ボードごと紛失していました。
先日安く見かけたのでまた買ってみました。


Texas InstrumentsのSN76477N、Complex Sound Generator(CSG)と呼ばれる効果音発生用のICです。

TIロゴが印刷ではなく刻印されていますね。

ピンの根元のところが小さく感じられるのはピン間隔が1.78mmのシュリンクDIPだからなのですが、データシートを確認していて変なことに気づきました。

手元のデータシートはJULY 1978のものですが、そこには2種類のパッケージが記載されています。

Philips SCC68070

2021-07-22 22:31 - asano

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この68070はあまり知名度無いかもしれません。


PhilipsのSCC68070CDA84というものです。1990年製かな。

68070という番号からMC68000の仲間らしいことは想像がつきますが...

68000ファミリは →MC68020→MC68030→MC68040→MC68060で終わりのはずです。しかも84ピンということからもMC68060の後継なはずがありません。

実はこれ、68000を中心に周辺デバイスを集積したものです。

もうちょっと誤解を招かないナンバリングできなかったのでしょうかね。

BIOS ROM

2021-07-19 23:37 - asano

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久しぶりに組んだのでPC用のネジなどを保管していたパーツケース引っ張り出したんですが、その中からこんなものが出てきました。


AMIBIOSのROM、「386DX ISA BIOS」とあり80386DX用のものです。

この頃はどこのマザーボードを購入してもBIOSは大抵このAMIかAwardのいずれかが載っていました。他にPhoenixも有名でしたが私は実機を見た記憶がありません。

パッケージはセラミックのようですし、ラベルの下から遮光シールが見えていますのでUV-EPROMのようです。左に白線があるのでFairchild(時期的にNational Semiconductorの頃かも)と思われます。試しにTL866AでIDを読んでみたところMfr=8F, Dev=85だったのでFairchild NM27C512でした。

Mini100m(分解編)

2021-07-17 22:15 - asano

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PCの件がだいぶ落ち着いてきたので、Planex Mini100mを分解してみました。やはりラベルの下にネジがあり、他にはツメが2ヶ所ありました。


右下、LEDの横にあるQFPはAm186™ED-25VCです。80186互換の16ビットのプロセッサの25MHz版、こんなアダプタにしては結構いいプロセッサ使っていますね。

上にあるDELTA LF8221はパルストランスです。

CPUの左のGLT44016-50J4は256k×16ビットのEDO DRAMです。

横にある小さなHT93LC56-Cは256×8ビット / 128×16ビットのEEPROM、MACアドレス用でしょうか。

PC入替(その4)

2021-07-15 21:13 - asano

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4回目の今回は予定通りサーバの移設についてです。

最初にうちのネットワーク構成を載せてきます。

何で内部ネットが2系統になっているかというと無線LANをあまり信用していないから、HTTPやSSHなどは通していますがほぼ外部扱いです。もう一方は私が使う用で制限はありません。

対外的なサーバ類はすべて旧PCで動いていました。

HDDをそのまま移植する方式でしたらインターフェイスのデバイス名を変更する程度で済みますので一発入替も選択肢に入ります。実際過去には何度もそうやって移行を行なっています。

しかし今回は新構成で全サーバ機能を動かすのに何日もかかることが予想されます。あまり長期間にわたってsendmailが止まると外からのメールがエラーで返送されてしまったり困ったことになります。

そこで新旧両PCを並行動作させ、1機能ずつ移行することにしました。

PC入替(その3)

2021-07-13 23:18 - asano

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前回CPU内蔵グラフィックスが使えないことが判明しました。

サーバ専用機ならコンソールのみあるいはネットワークからログインでもいいのかもしれませんが、今回は私の生活環境も兼ねているのでX Window System無しは困ります。

ネット探してみたら中古ですがRadeon HD 3450がありました。今回の移行元に付いているRadeon HD 4350より古いものですが用途を考えれば十分と思います。移行が済んで旧機を止めるときに交換する手もあります。

次に問題になるのはNICです。当初手持ちのNC365Tを使うつもりでしたが、これはPCIe ×4のボードです。今回のマザーボードに×4以上のスロットは×16のスロットが1本だけなので、ビデオボードを載せるとなるとこれは使えません。

探すと2ポートですがPCIe ×1のボードが4,000円程であったので調達しました。

これら2枚のボードを挿し、まだ旧機に積んだままの2TB HDDを載せ替えてハードウェアは完成です。

続いてソフトウェアの環境を整えていきます。

PC入替(その2)

2021-07-13 17:52 - asano

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前回マザーボードの動作が一応確認できたので、HDDを接続してOSのインストールを始めていきます。

HDDはまずはインストールに必要な1台のみ搭載します。これはNASから外した2TBのものです。

OSはこれまで同様NetBSDですが、前回書いたようにこの機会に32ビットのi386から64ビットのamd64に移行します。

インストーラはイメージファイル(約800MB)をダウンロードするのですが、なにせルータ役のPCが頻繁に落ちるため一向に進みません。

PC入替(その1)

2021-07-12 21:21 - asano

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不調と書いたPCですが、サーバ機能の新PCへの移行が完了しました。

その移行の顛末を何回かに分けて書いておこうと思います。

1回目はハードウェアの選定と組み立てです。

いつ完全に動かなくなるかわからないので迅速に調達できることが前提です。とりあえず以下のような方針で選ぶことにしました。

最近のお買い物(2021/06)

2021-06-30 22:42 - asano

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不調なPCはXサーバを止めたところ少し安定した(まだ時々落ちますが)ようです。これで時間を稼いでいるうちに1台仕立てて移行しなくてはなりません。パーツが届いたので先ほど組み立ててセットアップ画面まで動きました。今はインストーラをUSBメモリに書き込んでいるところです。

PCパーツ関係はまた別途書こうと思っていますので、それ以外をいくつか取り上げます。