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なんかAmazonのレビューを読むとタイマーWT-03は内部のバッテリが破裂して壊れるパターンが多いようです。
うちのは気付かないうちに破裂したのか、珍しく静かに逝ってしまったのか、気になります。
ということで開けてみます。
基板は2枚、タイマー基板と電源・リレー基板に分かれており、4本の線で接続されています。
AC 100Vの回路は……
写真左側の端子はプラグと受けが繋がっています。細い線はバッテリを充電するためですね。
右側の端子はプラグ・受けそれぞれが太い線でリレーに接続されています。
COB実装されているのはマイコンでしょう。
右側には時計用の水晶も見えます。
反対面にはLCDとボタンのための櫛パターンがあると思いますが、外すのはやめておきます。
こちらは電源・リレー基板、線が短くてここまでしか出せませんでした。
オレンジ色のHRM2H-S-DC24Vがリレー、コイルの電圧は24Vのようですね。
緑のが1.2V 80mAhのバッテリ、Ni-MHかな。電源から抜いていてもタイマー操作はできるのでタイマー基板の方はこの1.2Vで動作するようです。
間が電源回路なんですがシンプルですね。D8107とあるのは刻印からブリッジダイオードであることがわかります。トランスやレギュレータの類は見当たらないので奥の巨大な抵抗器で100Vからドロップしているのかな。D3のシルクがツェナーっぽいのでこれでバッテリ充電用の電圧を作って、リレーの方は非安定のままでしょうか。
何か白っぽいものが漏れていますね。破裂したようには見えないので比較的静かに壊れたようです。
これだけでは表示異常になる理由がよくわかりません。電源周りだけでも回路をおこさないといけなさそうです。
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