WT-03を開けてみる

2025-07-18 22:18 — asano

テーマ

カテゴリー

なんかAmazonのレビューを読むとタイマーWT-03は内部のバッテリが破裂して壊れるパターンが多いようです。

うちのは気付かないうちに破裂したのか、珍しく静かに逝ってしまったのか、気になります。

ということで開けてみます。


Y字のネジを2本外すと上側が開きます。下側はツメでした。

基板は2枚、タイマー基板と電源・リレー基板に分かれており、4本の線で接続されています。

AC 100Vの回路は……

写真左側の端子はプラグと受けが繋がっています。細い線はバッテリを充電するためですね。

右側の端子はプラグ・受けそれぞれが太い線でリレーに接続されています。


こちらはタイマー基板です。

COB実装されているのはマイコンでしょう。

右側には時計用の水晶も見えます。

反対面にはLCDとボタンのための櫛パターンがあると思いますが、外すのはやめておきます。


こちらは電源・リレー基板、線が短くてここまでしか出せませんでした。

オレンジ色のHRM2H-S-DC24Vがリレー、コイルの電圧は24Vのようですね。

緑のが1.2V 80mAhのバッテリ、Ni-MHかな。電源から抜いていてもタイマー操作はできるのでタイマー基板の方はこの1.2Vで動作するようです。

間が電源回路なんですがシンプルですね。D8107とあるのは刻印からブリッジダイオードであることがわかります。トランスやレギュレータの類は見当たらないので奥の巨大な抵抗器で100Vからドロップしているのかな。D3のシルクがツェナーっぽいのでこれでバッテリ充電用の電圧を作って、リレーの方は非安定のままでしょうか。


肝心のバッテリは……

何か白っぽいものが漏れていますね。破裂したようには見えないので比較的静かに壊れたようです。

これだけでは表示異常になる理由がよくわかりません。電源周りだけでも回路をおこさないといけなさそうです。

コメントを追加

Plain text

  • HTMLタグは利用できません。
  • ウェブページのアドレスとメールアドレスは自動的にリンクに変換されます。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
※ コメントは原則公開です。個別のご相談などは「ご意見・ご要望」からお願いします。