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Fujitsu Micro 7 (外観編)


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「FM-7」と呼んだほうが通りがいいと思います。でも本体には「FUJITSU MICRO 7」と書かれています。

FM-7
これは高校のときに知人から入手したものです。FM-7用のFDCボードも同時に入手しました。

このマシンではほとんどプログラムを書いていません。もっぱらとあるRPG専用のゲーム機として使用していました。
そういう使用法だったので特に拡張もしていませんし、ディスプレイもPC-8001mk2で使っていた14M-112Cを自作の切替機で切り替えて使用していました。

FM-7 拡張スロット
上の黄色い部分は簡単に開くようになっていて、内部は拡張スロットになっています。

左のスロットに入っているのは外付けのフロッピーディスクユニットを接続するためのものです。FDC回路はユニットのほうに入っているので、このボードに載っているのはアドレスデコーダやバッファ等です。
中央のスロットに入っているのは漢字ROMでしょうか。
右側のスロットは「Z80カード」専用で左や中央のスロットと互換性はありません。これはもともとCP/Mを動かすためのものでしたが、後に有志がHD63C09を搭載するボードを発表したりしました。

FM-7 背面
背面左上は電源インレット、PC-8001mk2のように電源コードが直接生えていて外せないものも多かった中、FM-7は外せるようインレットでした。

下の段、左端は「RESET」ボタンです。
次は「AUDIO CASSETTE」、NECと同じくDIN 8Pですが、互換でしょうか?
「COLOR CRT」はディジタルRGBです。これは実際使っていたので、NECとピン配置は一緒でした。ただクロックは出ていなかったかもしれません。
「GREEN CRT」はモノクロディスプレイ出力です。あの頃はまだ緑色が目にいいと信じられていて、モノクロのモニタはグリーンのものが多かったですね。稀にアンバーディスプレイなんてのもありました。
「EXT SPEAKER」は外部スピーカ用の出力です。その右には「VOLUME」がありますが、「SOUND」「BUZZER」で別になっていますね。SOUNDの方はおそらくPSG (AY-3-8910)の出力でしょう。「BUZZER」はビープ音のことと思いますが、分かれていると言うことは別回路で発音しているということ、PSGのチャンネル1つ使えば簡単なのにと思ってしまいます。
「EXPANSION PORT」は外部に拡張スロットを増設できたのでしょうか? 拡張スロットは32ピンなのに対してこれは50ピンもあります。
「PRINTER」は34ピン、ということはリボンケーブルでDDK 57シリーズコネクタ繋げばそのまま使えるのかも(未確認)ですね。
最後の「BOOT/CLOCK」と書かれたスイッチ、クロックをFM-8互換にできたはずなのでその切り替え用でしょうか?

せっかく本体発掘したのですが、当時あまり活用する気がなかった(前述のようにゲーム機扱いだった)のであまり資料が手元に無いのです。コネクタの説明は想像で書いていて余り自信がありません。何かわかったら修正するようにしますので、鵜呑みにしないようお願いします。


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