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PC」以外の各メーカーが独自のアーキテクチャを採用した個人用のコンピュータです。
本体だけでなくオプション・周辺機器なども含みます。

『BASIC言語解説書』

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ZZ86のマニュアルと一緒にこんなものも発見されていました。


タイトルから想像するにカシオ計算機のV-900なるBASIC搭載機があって、それ用のマニュアルのようなものなのでしょう。

聞いた記憶の無い機種なので検索してみたところ、カシオ公式サイトの「カシオの歴史」のところで「V-900」の名前を見つけました。1970年代のところに以下の記述があります。

1978(昭和53)年7月
パーソナルコンピュータ「V-900」販売開始(出荷8月)

1978年7月ということはPC-8001より約1年、MZ-80Kよりも数か月早い発売ですね。

残念ながら写真は見つかりませんでした。一体どんな形態のマシンだったのでしょう?

CE-130Tのマニュアルが出てきた

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ポケコン用のレベルコンバータCE-130Tのマニュアルが出てきました。


以前PC-1350のところで少し触れましたが、いわゆるRS-232の電圧レベルに変換するユニットです。

中学・高校の頃は電車通学だったこともあり、通学中に電車の中でいじれるポケコンを愛用していました。

PC-1246, PC-1261といった機種を持っていて、これら同士はカセットインターフェイスを介してある程度のやり取りができましたが、パソコンとは無理だったのです。

そんなとき買ったPC-1350はシリアルポートを持っていて接続できるらしい......

PC-1246の思い出

ちょっと思い出したのでシャープのポケコンPC-1246の思い出を書いてみようかと思います。

中学生の時、クラスメイトにPC-1245を持っているのがおりました。非公式ですがマシン語やグラフィック(キャラクタLCDなので横5ドットごとに1ドット分の隙間はありますが)が使えるという情報があり、当時電車通学していたこともあって欲しくなってしまいました。

それでお金を貯めて買いに行ったのですが......

ちょうど後継機のPC-1246が発売されており、かなり高速化もされているとのことで、若干の不安もあったのですが新しいPC-1246を買ってしまったのでした。

これ確かに公式には上位互換の後継機なのですが、CPUも全くの別物に変更されており、マシン語もグラフィックも使えません。

弄り始めてすぐにそのことに気づいて愕然としたのですが、非公式の機能が使えないからと言って文句を言う筋合いはありません。

それでも何か出来ないかと探り始めました。

ダンプ入力とチェックサム

H8/500にUniversal Monitorの移植をしていてIntel HEXやMotorola S-recordのコードを書いていたら、そういえば大昔のチェックサムの話を書いていないなぁと思い出しましたので今回はその辺を書きたいと思います。

チェックサムと言えばもっとも簡単な誤り検出符号の一つで実装が簡単なので昔から使われてきました。

最近はCRCとかが用いられることが多くなりましたが......

ですが今回書こうと思うのは主に1980年代頃のパソコン文化としてのチェックサムのお話です。

今パソコン用のソフトウェアを配布するとしたらオンライン配布が当たり前、少し前ならフロッピーディスクやCD-ROMといった物理媒体も多かったですが、パソコンの黎明期から1980年代末くらいにかけては紙に印刷したものを書籍や雑誌の形で流通させユーザが手入力するという形態も広く用いられていました。

そんな面倒なことはやってられないという人のためにカセットテープやフロッピーディスクの販売も行われていましたが、暇はあっても金は無い学生は雑誌を買って打ち込むというのはよくあるソフトウェアの入手手段でした。

HDDコネクタ?

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ちょっと部屋で探しものをしていたところこんなものを発見しました。


コネクタが2つ、フレキシブル基板で接続されています。

絶縁のためでしょうか、コネクタのハンダ付け部分はゴム状の樹脂が盛られています。

PC-386NOTE A用HDDのモノではないかと思っていますが、どうでしょうか?


このコネクタは50ピン、こちらが本体側ではないかと思います。

HN61256Pを読んでみる(その2)

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前回正常に読めていないものがあったのでその理由を考えてみます。

  • アクセスタイムが間に合っていない
    2つだけというのが引っ掛かります。念のためにオシロスコープでも確認してみましたが十分に余裕がありました。
  • 正しく読めているのだがエミュレータがうまく扱えていない
    GIMPで表示させてみても同様のパターンなのでエミュレータのせいではなさそうです。
  • 外したROMなのでピンが汚れている
    ピンには(融かしたばかりの)ハンダが付着していて長年放置して錆びているよりはよほど状態は良さそうです。こてを当て直してみたりしましたが特に変化はありません。

ここでデータシートのある記述を思い出しました。

HN61256Pを読んでみる(その1)

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予告通り外したHN61256Pを読んでみた話です。


読むためにこのようなHN61256リーダを製作しました。

通常このようなマスクROMを読むときはピン互換のUV-EPROMとしてROMライタで読んでしまいます。シグネチャ機能を切り、書き込み動作を行わないよう注意すれば、まず問題はありません。

ピン互換なデバイスが見つからない時でも簡単な変換アダプタを作れば大抵読むことができます。

スルーホール基板からDIPを外してみる(その2)

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最近のお買い物(2022/4)でも書いたように細いノズルを調達したので、残る4個のTTL(74LS374×2, 74LS245×2)を外しました。


まずは部品面から。

前回失敗が多かったGNDピンは念入りに除去したのでしたので無事でしたが、油断して中央のLS374のピン15と右側のLS374のピン8をはがしてしまいました。

他は直接当てている面ではないので前回同様わりと綺麗です。

スルーホール基板からDIPを外してみる

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以前白光のハンダ吸取器FR301-81を買ったと書きました。

片面基板なら何の問題もなく外せますし、コネクタなどのピンのまっすぐな(スルーホールの内壁に接していない)ものも簡単でしたが、ICは足が広がっていることが多く仮にハンダを綺麗に除去しても内壁に張り付いてかもしれません。

そこで壊してもいい基板で試すことにしました。

犠牲になるのはジャンクとして買ったPC-8801mk2SRの漢字ROMボードです。

まずは一番外しやすそうな14ピンと16ピンのものからです。

この吸取器ピストル型でコテと比べると重量があります。一般的には問題にならないのでしょうが手の震えがある私が片手で持つと先端がブレてしまいます。仕方なく左手を添えて何とか安定させました。

説明書によるとランドではなくピンを加熱するようにとありますが、上記のような状況なのでランドに押し当てざるを得ませんでした。

それでも何とか全ピン処理して外すことはできました。

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