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Mitsumi FA404M


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しばらく放置していたPC、ケースを転用しようとバラし始めたところいろいろ出てきました。

FA404M
ミツミのFDDとメモリカードリーダを一体化した FA404Mというドライブです。サイズは3.5インチFDDと一緒、厚さも一般的な1インチです。

以前5.25インチと3.5インチのFDDを一体にしたFD-505を取り上げましたが、こういう一体化モノって売れていたんでしょうか?

前面
前面はこんな感じです。

下2/3は3.5インチのFDDになっています。

左上は Compact Flash と Microdrive の兼用、まぁ兼用とはいってもコネクタは共通ですが。

右上は SmartMedia, Memory Stick, SD Card, MMC のスロットになっています。対応カードの顔ぶれが古いですね。

背面
FDDとカードリーダ部は電気的には独立しています。アクセスランプだけは共有していたかもしれません。

34ピンコネクタとその上の電源コネクタは一般的な3.5インチFDDと同じものです。ボックスタイプのコネクタになっているのでずれたり逆に挿したりがなくて安心できます。GNDと思われるピンがかなり抜かれているのが少々気にはなりますね。

カードリーダ部はUSB接続でケーブルが延びています。

今時の人が見たら「両方ともUSBでいいじゃん」とか思うのでしょうか。今はエミュレーションやドライバでの抽象化で何とかなる(範囲で使う)のでしょうが、昔はハードウェアレベルでの互換性が大事だったんですよ。

USBコネクタ
これは内蔵用ドライブなのでUSBコネクタはマザーボードへ接続するためのものになっています。GNDだけ分かれているのは自由度を増すためで、過去にピン配置が異なるものが存在した名残と思います。全部バラバラになっているのも使ったことありますが、さすがに挿すのが面倒くさかったですねぇ。

今回のものはミツミブランドでしたが、同じ型番でオウルテックからも発売(おそらくOEMと思われます)されています。現在どれほどの需要があるのかわかりませんが今でも購入できるようです。


Comments

これと同じ製品だったかは分からないですが、自作PCの内蔵FDDドライブとして、こういうドライブ+カードリーダを載せたことはあります。
PCにFDDドライブを付ける必要があるかどうか微妙な時代だったため、多少の付加価値&遊び心でこういうドライブにしたのだと思います。結局、FDDとしても、カードリーダとしても、そんなに使わなかった気がします。(笑)

やはり使いませんか。

私もほとんど使った記憶がないのです。USBが出てるほうがツブシが効くのでありがたいですね。
FDDも非常時にブートに使っていた時代ならともかく、今はどうしても必要なら外付けで十分です。

実はもう一台のPCにも類似のものが付いているのですが、そっちも使った記憶無いです...

仕事柄昔の生産設備に関わっているのですが
フロッピードライブそのものがレアになってしまい
メンテナンス不能なのにそれでも設備はまだ現役
というのはまだまだ現実です
その対策にコンパクトフラッシュを使うフロッピードライブエミュレータがあるのですが
これはどんなに大きな容量のフラッシュでも1Mにしかならないという恐ろしくフロッピーディスクをトレースしたモノでした
余談失礼しました

容量を増すにはソフトの対応が不可欠なので仕方ないのだと思います。
ソフト変更できるなら他のメディアに対応させることも視野に入ってくるでしょう。

カード内に複数のディスクイメージを持ってスイッチか何かで切り替える方式なら原理的には可能です。

ところで1Mのフロッピーのために最低限必要なカード容量はどのくらいなのでしょうか?

FDDのインターフェイスを流れるデータはFM/MFMなどの変調かかっています。
これをそのまま記録するには1Mでは全然足りません。
復調しているなら対応フォーマットが厳密に決まっているはずです。

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