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SVM9300音声合成キット


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パーツ通販のサイトを眺めていたところ、懐かしいキットを発見して買ってしまいました。

SVM9300音声合成キット
諏訪精工舎のSVM9300を使った音声合成のキットです。

ICさえあれば回路はシンプルなので各社から似たようなキットが発売されていました。今回入手したものもデータシート記載の参考回路そのまま基板を起こしてパーツを揃えたといった感じですね。

当時もちろん関心はありましたが、ついに手は出さずじまいです。

1980年代のはじめ頃だったと思うのでもう35年位前の話です。

SVM9300COA
これがメインのSVM9300COAです。

音声合成といってもあらかじめ入っている定型メッセージを再生するだけです。データシートによればメッセージは特注可能でしたが、キットはどれも標準品のCOAを使ったものばかりでした。これには「ピピピ(電子音)」「いらっしゃいませ」「毎度ありがとうございました」「ありがとうございました」「ご予定のお時間です」「お時間です」の6つが入っていました。

自動ドアと連動させたり自動販売機や時計用といったところですね。

基板
私は「動かしてなんぼ」と思っているのでさっそく組み立ててみました。

部品点数も少なく細かい箇所も無いので組み立ては難しくありません。ただ何せ永らく放置されていたものなのでプリント基板も部品のリードもハンダがなかなかのらないのにはまいりました。あと電解コンのドライアップも心配でしたがとりあえずそのまま組んでいます。ICソケットは丸ピンのものに替えました。

あっさり動作しましたが今聞くとモゴモゴしたような声に感じますね。

参考文献・関連図書: 
SVM9300音声合成キット説明書, 若松通商.
SVM9300データシート, 諏訪精工舎.

Comments

高いのでなかなか手を出さずにいます, どんな声なのか気になりますが多分あの装置に入ってる音ではないかと…
あの装置というのは名古屋大須, 秋葉原の店で鳴っていた「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と鳴る方向判別?の来客放置です. Panasonicから同様のいらっしゃい店番が発売されていますがそれの古い機種にもしかしたら入っていたかもしれません.

若松の通販で1575円でした。
まだ在庫はあるようですが
あそこの在庫表示はあまりあてにならないからなぁ...

私も「あの装置」の中身であっているように思いますが、
記憶ではもうちょっと音は良かったような。
耳の閾値が上がってしまったのかもしれません。

もう在庫ないようです。最近メロディICは中国から輸入しているのですが中国にもこれはありません、最後に入手したのはあなたなのかもしれません。
最近SVM系が人気あるため在庫確認をし直したようで, SVM7943が消えていました。

音質についてはSVM9300の音を聞いたことがないのでわかりませんね…
他にも若松から音声合成が出ているようなので(SVMではないので取り扱い外な上曲目?が変ですが……)いつか購入したいと思います。

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