2018-12-01 21:49 — asano
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ちょっと試してみたいことがあってMAA-1をちょっと改造しました。
別にZ80 CPUさえ載っていればZ80ボード3号機とかでも構わなかったのですが、実験のベースとしてはシンプルな方が良いのでMAA-1を選びました。
改造の内容はとても簡単で、Z80 CPU(とSIO/0)へのクロック供給を切れるようにすること、分周器の74LS393の横にジャンパピンを設置するだけです。こんな失敗の余地のなさそうな内容だったので事前に動作確認しなかったのですが...
とりあえずジャンパをショート(改造前と同じ状態)しておいて電源を入れてみたところウンともスンとも言わないではないですか。
2年前に掲載用の画面キャプチャした時は確かに動作していたのに。
CPUの6ピン(CLK)の周波数をテスタでみてみるとなんか変です。
クロックは16MHzを74LS393で分周して8,4,2,1MHzを作ってその内の4MHzを使っています。試しにこれらも測ってみると、16MHz,8MHzはレンジ外ですが4MHzと2MHzも出ていない。1MHzのはずの74LS393の6ピンがなぜか2MHzと表示されます。
確かにこのテスタの周波数表示はおかしい(SBC8080(SBC基板編)参照)ことがあるので他の方法でも確認したいところです。
そこで水晶発振子周波数測定キットを引っ張り出してみました。これは周波数カウンタとしても使えます。
これで測ってみるとちゃんと4MHzが供給されています。
改造箇所は問題なさそうです。
こんなところで躓いている場合ではないのだけれど、地道にデバッグするしかないですね。
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