2019-02-17 20:46 — asano
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こんなものを発見しました。大昔組み立てたキットです。
「初歩のラジオ」に連載されていたカセットシリーズの1作目ですね、1982年1月号だったかな。科学教材社からキットとして発売されていました。この号は持っていないので、図書館で読んだか後の号の広告を見て買ったのだと思います。
カセットシリーズとはカセットテープ用のケースに収まるように作られたシリーズです。数年間に渡って連載され、このようなゲームからFMチューナなどさまざまものがありました。
興味がマイコンに移行しつつある頃だったので実際に作ったのはこれと電子オルガンくらいです。オルガンのほうはキットではなく銅箔に直接ICテープを張って基板を作りました。捨ててはいないはずなので出てきたら載せるつもりです。
他に印象に残っているのはワイヤレスマイクですかね。自作の場合はスズメッキ線で中空コイルを作ることが一般的でしたが、基板上に渦巻きパターンを作ってコイルにしていました。中空コイルは衝撃などで変形して周波数が動いていってしまいますが、パターンなら安定するということでした。今ではパターンをコイルやアンテナにするのはよくあることですが、当時は驚きましたね。
表示はLEDのみ、丸いLEDが犬で緑のところに来たときボタンを押すと穴が掘れるというだけのゲームだったと思います。
ICはMC14015B, MC14001B, MC14093Bの3つのみ、他にトランジスタが2つ使われています。
スライドスイッチは電源と難易度の切り替え、その左に穴掘りのプッシュスイッチがあったはずですが失われてしまっていますね。
右端の空いたスペースは乾電池、サイズ的に単5×4でしょう。
LED部のアップ、高さも揃ってなくて作りが雑ですね。
最近はあまり見ませんが当時はこの三角形のような変わった形状のものが色々ありました。
左端にはパターンで名称が入れてありました。LEDやトランジスタの極性もパターンで表示されていますね。
それにしてもまだハンダ付け下手くそだなぁ。
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