2016-08-05 22:02 — asano
以前紹介した計算尺のマニュアルが出てきました。
これが表紙、型番が No.2664S, No.72, No.2634と3つも載っているのは使い方が同一だかららしいです。
最初のところに3機種の相違点が載っており、それによると2664Sが標準のもので長さ25cm、72は精度を求めて50cmにしたもの、私の持っている2634は携帯用に12.5cmに短縮したものとのことです。何しろ目盛りを読むので大きいほど良いというわけですね。一方あまり大きいと扱いにくくなるわけで、用途に応じて選べるわけです。
その他は2634で一部の尺(CIF尺)が省略されている以外は全く一緒です。ベースとなった2664Sは昭和19年発売とのことなのでかなりのロングセラーですね。
ざっと読んでみたところ前に書いた使い方は大体あっていたようです。
裏表紙、なんと専用のクリーニング剤まで発売していたのですね。45gで100円というのが安いのかわかりません。無い場合は種油を布に付けて拭くように書かれていますから、このクリーナーもそうなのでしょう。
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