2019-03-26 21:41 — asano
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このちょっと変わったLEDは何と呼べばよいのでしょうか?
7セグメントのようですがGセグメント(中央の横線)のところに短い縦線が追加されていて「+」表示ができるようになっています。
パネルメータなどの「-1999」~「+1999」といった表示の最上位桁に使うものと思います。
側面はこんな感じ、「TKS-501H」が型番でしょう。8517はデートコードかな。
端子は10ピンありました。7セグメント+小数点+縦線+コモンでちょうど10になりますね。
ピン配置の資料がないか探してみたのですが残念ながら見当たりません。まぁLEDは光らせてみればわかります。
ということで探り始めたのですがちょっと予想外なことがありました。1つのセグメントだと思っていた中央の縦線ですが、上と下が別々になっていました。それだとピン数が足りません。
どうなっているのだろう、と思いながら調べると次のようになっていました。
ピン | セグメント | 備考 | ピン | セグメント | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 縦線(下) | 10 | G | ||
2 | N.C | 未使用 | 9 | 縦線(上) | |
3 | COM. | カソード | 8 | COM. | カソード |
4 | C | 7 | N.C | 未使用 | |
5 | d.p. | 小数点 | 6 | B |
ピン番号はDIP ICと同様に左下から右へ、上に行って右から左へと仮に振っています。
カソードコモンなのは良いとして、+1 / 1 / -1 と小数点の表示しか考えていないようですね。やはりパネルメータ用のようです。
B, C, G, d.p., COM については秋月で売っているC-551SRDと共通でした。
ちょっと困ったことになりました。何個か持っているのでこれを並べて(最上位以外は普通の7セグメントとして)使おうかと思っていたのですが、そうはいかなくなってしまいました。これと特性の揃った通常の7セグメントを探せればよいのですが難しいでしょう。
参考文献・関連図書:
C-551SRD-NW B/W データシート, PARA Light Electronics.
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