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日本メーカ製の74シリーズ


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先日ちょっと訳あって手持ちの汎用ロジックの捜索をしたところ、大昔に買ったまま埋もれさせていたものが大量に出てきました。

日本メーカ製74シリーズ
日本メーカのものを各社1つずつ選んでみました。

左上はNECのμPD74HC244C Octal Buffer with 3-State Outputです。1991年の日本製です。まだ旧ロゴですね。
244はピン配置がわかりづらいので新たに使うなら541を選ぶでしょう。

その下は日立のHD74HC574P Octal D-Type Flip-Flop with 3-State Outputです。「5L46」では製造年はちょっとわかりません。

次は沖のMSM74HC157 Quadruple 2-Line to 1-Line Data Selector/Multiplexerです。これは1987年の日本製です。沖は型番先頭の「MS」を省略してマーキングしていますね。

右上に行って富士通のMB74LS138 3-Line to 8-Line Decoder、1983年の日本製です。
この138は今でもよく使う品種です。

三菱のM74LS74AP Dual D-Type Flip-Flop with Preset and Clear、1984年製です。

最後は東芝のTC74HC157P、1988年の日本製です。

昔は日本の半導体メーカの多くも74シリーズなどの汎用ロジックICも製造していました。今も作っているのは東芝くらいでしょうか?


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