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Omron EE-CF4

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日米商事に寄ったらちょっと面白いものがあったので買ってみました。


オムロンのEE-CF4というフォトカプラです。

何が面白いのかというと、ふつう多回路のフォトカプラは型番の末尾に回路数が「-2」「-4」のように表記されますが、これは同じ表記が4つ並んでいるんですよね。1ピンマークにあたる白丸も4つあって、あたかもたくさん並んでいるところから必要数分を切り出してきたみたいです。

以前切るなんてアリ?にも書いたようにフォトカプラは構造的に切り分けることは可能ですが……

端面をよく見ると切断したようにも見えます。

Yamaha V9938

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i960SAから続いていた買っちゃったデバイスシリーズも今回で終わりです。


ヤマハのV9938、今回はプロセッサはプロセッサでもマイクロプロセッサではなくE-VDP(Enhanced Video Display Processor)です。

以前取り上げたV9958の元になったデバイスです。V9938からV9958の変更点をデータシートから拾ってみると以下のようです。

DS0026 MOSドライバ

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これもしばらく前に購入したまま忘れていたものになります。


National SemiconductorのDS0026です。

これはMOSドライバと呼ばれるもので、TTLレベルの入力をレベル変換すると同時に大きな負荷容量を高速で充放電するための強力なバッファでもあります。仕様によると1000pFの負荷に対して立ち上がり時間が最大35nsというのですからその強力さがわかろうというものです。出力レベルは電源電圧で決まり、最大約20Vまで出せます。

Z8010 もう一つ

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Z8010 MMUは以前にも書きましたがeBayへの出品数も少なく予備を調達していたのでした。


SGS製のZ8010BD1です。1986年製かな。

Z8010BD1から10MHz品です。Aが6MHz品、空欄が4MHz品になります。

前に4, 6, 8MHzがあるようですと書きましたが、あらためてZilogのデータブックを確認したところ6MHzと10MHzがあったようです。まぁデータブックの発行時期によって変更あったのかもしれません。

HD3-6402

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ちょっとCPUバスではないUARTが必要になるかもということでこんなものを買ってみました。

HD3-6402R-9 写真
HarrisのHD3-6402R-9、1991年製と思われます。

これまでに様々なシリアルのデバイスを取り上げてきました。Intel 8251 USARTMotorola MC6850 ACIAなどなど、いずれも何らかのCPUバスに接続する前提でしたがこれはちょっと異なります。

まず送信と受信のデータは別ピンになっています。ビット長やパリティなどの通信フォーマットはコントロールレジスタではなく独立ピンです。受信レディ・パリティエラーなどのステータスも同様です。

サウンドICでてきた

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またまた探し物してたら買った記憶の無いICがいくつか出てきました。aitendoの袋に入っていたのでそう古いものではないはずなのですが......

送料無料まであとちょっとで適当に追加したのかなぁ......


一つ目はSMC0100S、見つけたデータシートにはアラーム音としか記述がありません。


お次はSMC0608S、データシートは上と共通でそのまま挿し替え可能なようです。こちらは6音入っているようですがどうやって選択するんだろう?

踏んだ・ひしゃげた・折れた

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昨日のことです、椅子から立ち上がろうとした瞬間、足の裏から変な感触がありました。

何か踏んでしまったようです。

何だろうと思って取り上げてみたところ......

やっちまった。


LED Flasherの基板がいつの間にか机から落ちていてそれを踏んでしまったようです。

基板は裏返し(ハンダ面が上)に落ちていて、LM3909Nを支点に真っ二つに折れてしまいました。

まぁ試しに組んでみただけなので回路は別にいいのですが、貴重なLM3909Nの足があらぬ方向に曲がってしまいました。ソケットは無事だったのでピンセットで簡単に抜くことができました。

MC6847

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またちょっと古いICが出てきました。


MotorolaのMC6847P VDG(Video Display Generator)です。

これはNTSCテレビにキャラクタやグラフィック表示をするためのもの、NECのPC-6001シリーズに使われていました。類似のモノだとMSXなどに採用されたTexas InstrumentsのTMS9918シリーズが有名ですね。

LED Flasher

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去年入手したLM3909、せっかくなので一番簡単なLED Flasherを組んでみました。


『初歩のラジオ』1981年1月号掲載のものをそのまま作ってみました。

とてもシンプルで、外付け部品は100μFの電解コンデンサとLEDのみです。

これに電源として1.5Vを加えると約1秒に1回LEDが光ります。デューティは低く光るのはほんの一瞬です。ちなみに電源電圧を上げると点滅周期が短くなります。

LM3909

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1980年頃の『模型とラジオ』『初歩のラジオ』などの常連だったデバイス、ふと思い出したらまた遊んでみたくなってeBayで買ってしまいました。


National SemiconductorのLM3909 LED Flasher/Oscillatorというものです。

LEDの順方向電圧は低い赤色でも2V程度あり乾電池の1.5Vでは点灯できません。そこでコンデンサを利用して電圧を上げるのが本ICです。懐中電灯などに取り付けて暗いところでも見つけやすくするというのが用途として考えられていたようですね。

なのですが、やたらと応用範囲が多いんですよ、このICは。

データシートにも、トライアックのトリガ、LEDの点滅、矩形波発振器、ブザー、豆電球の点滅などが挙げられています。ネットを探すとアンプにする話なんかも出てきますね。

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