2020-01-01 22:10 — asano
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新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年初はいつ入手したかわからないこれです。
OkiのMSM2128-1AS、2k×8bitのSRAMです。以前もこの構成のものをいくつか取り上げました。
見てのとおりセラミックのSide Brazed DIPです。ピンが金メッキでハンダ付けの形跡が無い(曲がってはいますが)ので未使用品かソケット使用だったようです。1ピンマークが昔のグリーン車のマークのような形をしていますね。丸とか「1」とかはよく見ますがこれはあまり見たことがありません。
データシートを検索するとプラスチックDIPのMSM2128-xxRSのものばかり出てきますが、たまたま手元に-1ASのものを持っていました。
それによるとアクセスタイムが200ns・消費電力が800mWで、他に300nsのMSM2128-13ASというのもあったようです。ちょっと遅いですが使えないことはないですね。他の特性も問題となりそうな項目は見当たりません。面白いのはアクセスタイムがCSとOEの最後に確定した方から定義されていること、CSを先に確定した方が有利といったことはありません。
中断したままになっているMN1613のステップ実行に進展がありますので次回はそれを予定しています。
参考文献・関連図書:
MSM2128-1ASデータシート, Oki Semiconductor.
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