2016-09-07 17:12 — asano
正体不明のVME BusのMC68010ボードが出てきました。
メーカ・型番などが一切不明です。CPU-1E/4もそうでしたが、隙間無く部品が並べられていますね。
パネル面のコネクタはすべてリボンケーブル用と割り切っています。コネクタについている白いパーツは逆挿し防止用キーの穴をふさぐためのものです。
左端はSCSI、8ビットの50ピンです。
隣のFMS1234と書いてある角穴はLEDによる何かのインジケータのようです。
次のFPIは何だかよくわかりません。
右端はシリアル、34ピンということは2チャンネル分と言うことでしょうか。
これはMPU付近、左上のHD68450Y10は日立製のDMACです。
右上がMPUのMC68010R10 MPUです。私のボードでは64ピンDIPのMC68010L8を使用しましたが、こちらは68ピンPGAのパッケージです。
68ピンPGA用の空きソケットがありますが、何を挿すためのものでしょうか? どちらか片方はMC68881 FPUの気がするのですが...
パネル付近にI/Oデバイスが並んでいました。
左端はZ0853006PSC SCC、高機能シリアルです。前に紹介したZ85230の元になったものです。
お隣のZ0853606PSC CIOはパラレルI/Oとカウンタ・タイマを一緒にしたものです。SCCは改良版のESCC含めてよく見かけますが、こちらはそれほどでもありません。
右端はNCR 5380、SCSIコントローラです。NCR製のオリジナルみたいです。
256kbitのDRAMが9つ載ったモジュールが4枚、ということはパリティ付きの1MBということでしょうか。
手前のコネクタがVME Bus用のもの。かなりしっかりしたものが使われているのがわかります。32×3列の96ピンです。
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