2022-09-21 21:59 — asano
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これも片付けてて出てきたものですね。
『Oh!FM』1989年8月号の付録のCDです。
この年に富士通のFM TOWNSというパソコンがCD-ROMドライブ標準搭載(おそらく世界初)で登場、それ用のCDを付録にしてしまったというものです。CDは製造コスト自体は安いので付録には最適のはずだったのですが...
内容はTOWNS向けのソフトウェアを中心にオーディオトラックも含まれています。
私はTOWNSは持っていなかったし、それどころかCD-ROMドライブもまだ持ってはいませんでしたが、珍しさもあって普段買わないOh!FMを買ってしまったのでした。なのでCDプレーヤでオーディオトラックを聴いてみただけのはずです。
これ確か雑誌の付録にCDを付けようとした最初だったはずなのですが、CDの材質の関係か何かで流通とひと悶着あったようなのです。それで引換券のみをつけて大きな書店やパソコンショップで引き換えてもらわなければなりませんでした。
この後規定が変わったのか普通に付けられるようになり、CDは音楽雑誌やパソコン雑誌では定番の付録になりました。
この辺りの事情は本体の方に書かれていたように思うのですが...
見つけたら追記するつもりです。
ケースの表、市販CDなどと同様の立派なケースに入っておりました。
裏面です。
「最大540Mバイト収録可能な大容量CD-ROM」、まぁ30年以上前のことですからね。
試しにPCで読んでみました。
オーディオトラックが全部で40、トラック1を再生したらノイズだったのでMixed Mode CDです。ってこの時代にはマルチセッションは存在しないので当然ですね。
データ部は42Mバイトほどでした。
中を見るとAUTOEXEC.BAT
とかRUN386.EXE
などがあります。さらにISH.COM
やLHARC.EXE
なんかも出てきてちょっと懐かしい気分に。
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