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アライドテレシス MR122T


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10BASE-Tと10BASE-2のネットワークを接続するリピータです。

MR122T
アライドテレシス製のリピータ MR122Tです。これは10BASE-Tと10BASE-2ですが、MR120シリーズとして10BASE-T, 10BASE-2, 10BASE-5 (AUI), FOIRL(光)間の様々なタイプがありました。

MR122T 正面
正面には各種インジケータが並んでいます。

一応色分けされているようですが、TRANSMITが10BASE-2側では青なのに10BASE-T側では黄色になっていて、単なるデザインのようですね。意味ごとに揃えてくれれば良いのに。

MR122T 背面
背面右は電源です。家庭用だとACアダプタ式が多いですが、これは電源内蔵なのでありがたいですね。

PORT 1は10BASE-2のBNCコネクタ、横のスイッチでターミネートできます。普通は両端の機器ではTを付けてさらにターミネータも必要ですが、これだとケーブル直結することが可能です。

左端のPORT 2は10BASE-Tのモジュラーコネクタ、これもスイッチでクロス配線を選択可能になっています。今は自動で切り替わりますが、10BASE-Tの時代には手動で切替(スイッチも無い場合にはクロスケーブル使用)の必要がありました。カスケード接続専用の口が用意されているハブも結構ありました。

MR122T 底面
ラベル類は底面に貼られています。

MR122T カバー外したところ
底面のネジ6本を抜いてカバーを外したところです。

左のスリガラスのようなシートの下は電源です。
右側の基板は放熱用のアルミ板に覆われています。

MR122T 基板
放熱板はネジ4本で簡単に外れました。左上のDC-DCとBNCコネクタ下のNQ83C92Cがバネのようなもので放熱板と接するようになっていました。

左上のDPS05C09は5V⇒9VのDC-DCコンバータ、表面に書いてあることそのままですが、資料も発見しました。それによると200mA程の負荷が取れるようです。おそらくは10BASE-2のトランシーバ用と思います。
右のNQ83C92Cはそのトランシーバです。型番から想像できる通り、DP8392互換です。これが-9Vを要求しているために上のDC-DCがいます。
下の16PT-006Aはパルストランスですね。右端にも同じものがあります。
次のAT90C002Cはロゴから専用のコントローラと思われます。

右上のコネクタの下の20F001もトランスと思われます。
下のAM79C98JCはTwisted-Pair Ethernet Transceiver (TPEX)、10BASE-Tトランシーバです。

MR122T ユーザーズマニュアル
驚くことにユーザーズマニュアルも一緒に出てきました。普通に買ったはずは無いのだけれど...


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