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アライドテレシス MR125


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以前紹介したMR122Tの姉妹機種も出てきました。

MR125 正面
アライドテレシスのMR125 IEEE802.3 Micro Repeaterです。
これはほぼ新品同様の状態で出てきました。

MR122Tが10BASE-2と10BASE-Tのポートを持ったいわば変換器だったのに対し、このMR125は10BASE-2のポートが2つです。
何のためにあるのかというと2つのネットワークの接続です。これにはいくつかの理由があります。

  1. 10BASE-2のケーブル長は最大185m (10BASE-2の「2」はこれが約200mだから)に制限されています。リピータで中継することによりさらに伸ばすことが可能になります。
  2. 10BASE-2のケーブルは一筆書きにする必要がありますが、リピータをケーブルの途中に入れることにより分岐を作ることが可能になります。
  3. 10BASE-2のケーブルは両端にターミネータが付いた状態でないと通信できません。ターミネータは単に反射を防ぐだけではなく衝突検知のための電位を決めているためで、ターミネータが1つだと常に衝突状態と検知されてしまいます。ネットワークを分割することで影響の及ぶ範囲を小さくすることができます。
これはスイッチではなく全てを中継するので衝突の抑制にはなりません。

MR125 背面
背面には10BASE-2のコネクタが2つと電源のインレットがあります。

10BASE-2はMR122Tと同様、ターミネータ内蔵(もちろんスイッチで切り離すことも可能)です。
電源もありがたいことに内蔵していて、ACを直接入力できます。

以前のMR122Tと今回のMR125以外にも種類があるので一覧にしてみました。

機種 PORT 1 PORT 2 備考
MR121T 10BASE-5 10BASE-T
MR122T 10BASE-2 10BASE-T
MR123 10BASE-5 10BASE-5
MR124 10BASE-5 10BASE-2
MR125 10BASE-2 10BASE-2 本項
MR126F 10BASE-5 10BASE-FL 10BASE-FLは光ファイバ
MR127F 10BASE-2 10BASE-FL 10BASE-FLは光ファイバ
MR128FT 10BASE-T 10BASE-FL 10BASE-FLは光ファイバ

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