Yamaha V9938

i960SAから続いていた買っちゃったデバイスシリーズも今回で終わりです。

ヤマハのV9938、今回はプロセッサはプロセッサでもマイクロプロセッサではなくE-VDP（Enhanced Video Display Processor）です。

以前取り上げたV9958の元になったデバイスです。V9938からV9958の変更点をデータシートから拾ってみると以下のようです。

1. スクロール機能を追加
2. YJK方式により19268色表示をサポート
3. マウス・ライトペンのサポートを削除
4. コンポジットビデオ出力を削除

これまでに何度か書いていると思いますが、高校生の時にV9938のボードを作ったことがあります。ホストはPC-8001mk2、VRAMには41464×4（128kB）を載せて、出力はコンポジットのみだったかと思います。黄色いマニュアルとともに誰かに貸したままになってしまったんですよね。

もう一度動かしてみたいなぁ、などと考えていたところに……

これ使えばテキストの80×24表示ができる（ちょっと勿体ないですが）からターミナルにするのも面白いかな、などと妄想が膨らんで買ってしまったのでした。

まぁ持っていたV9958でも十分なんですが、とりあえず動かすにはコンポジットの方が手っ取り早いかなと。