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もう壊しても構わないので先日のPW10を開けてみました。
表側にネジが4本、裏の電池ホルダ内に2本あるのを外して裏ブタを外します。

LCD・タッチパネル部分は接着されているのか外せませんでした。
基板のLCD側には部品は無いと思うので無理に剥がすのはやめておきます。
ちなみに外したネジは3種ありました。

銀色のネジがLCD側に付いていたもの、裏に電池ホルダのある右側の2本は短いネジが使われていました。基板剥がすのを諦めたのでこの短い2本は外す必要はありませんでした。
黒色のは電池ホルダ内のものです。

COB実装されているU2がマイコンと思われます。これを一番知りたかったのですがCOBでは見当も付きません。
MXICのMX29LV320EBTI-70G(U3)は4M×8/2M×16bitのFlash EEPROMです。他にメモリが見当たらないのでファームウェアだけではなく入力した情報もここに保存しているのではないかと思います。脆弱性とはこれを取り外して読み出せることを指しているのかな。
右端にはUSBコネクタ、固定用と思われる足はスルーホールになっているようで力のかかるコネクタの固定方法としては好感が持てますね。
2本あるFPCはピンの多い方がLCD、少ない方がタッチパネルではないかと思います。
参考文献・関連図書
MX29LV320E T/Bデータシート, Macronix International.
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