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分解・解析

分解・解析

内部がどうなっているのか、どんな部品が使われているのか、中を開けてみます。
思いもよらぬものが出てきたり、設計の背景が想像できたりすると面白いなと思っていますが、答え合わせができないので中途半端に終わってしまうことが多いのが残念なところですね。

あくまで好奇心を満たすために行うものですので、過去のものが対象です。

クリップ扇が壊れた

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自室のデスクで使っていたクリップ扇風機が遂に動かなくなってしまいました。


スイッチを入れると数秒間ゆっくりと回ったあとに止まってしまいます。

どうも機械的な負荷が重くなっているような感じで、そういう状態のモータって電流が増えていて危険なのですぐにプラグを抜いた方が良さそうです。

安いものですし、十分長く使っていると思うので、中を覗いてから買い替えることにします。

あのマウスを分解してみた

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以前お買い物のところで触れたマウス、しばらく前にホイールが不調になって予備と交換(さらに次の予備も調達済み)したので中を見てみることにしました。

まずは簡単に外観から。

これを愛用している理由は中ボタンがホイールではなく通常のボタンになっているから、押した瞬間にホイールが動いてしまってイライラすることが多いので中ボタンがホイールになっているのは絶対イヤ、だけどそういうマウスはもう入手困難です。NetBSD機用にロジテック(ロジクール)のM-S35はいくつか確保していますが、Windows用にはやはりホイールも欲しい、などと考えていた時に出会ったのがこれなんです。

CE-125S(分解編)

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以前取り上げたCE-125Sですが、内蔵電池が心配になってまた取り出してきました。


そしたらなんと……

コネクタの左辺りがソフトケースに張り付いてしまっていました。

簡単に剥がれはしたのですが、ベタベタを取ろうと薄めた洗剤で拭いていたら塗装まで剥がれて汚くなってしまいました。

さて、前回は外観を見ただけでしたが電池の状況を見るためには開けなくてはなりません。とりあえず裏面のネジを外します。あとはツメで固定されていましたが軽く引っかけてあるだけのようで簡単に外せました。

ダイソーのタイマー

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これ、ずっと使ってきたキッチンタイマーですが、しばらく前から不調になって戦線離脱していました。今回はこれを取り上げたいと思います。


かなり前にダイソーで買ったものです。

意外と綺麗なのかなと思うかもしれませんが、撮影前に清掃しました。

テンキー式なのでUp/Down式に比べて設定が楽なので愛用していたのでした。当然修理して使うようなものではないので、まったく同じものをまた買ってきて使っています。

SG-Writer II を開けてみた

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前回書いたように久しぶりにSG-Writer IIを取り出してみたらカラカラ音がするので開けてみました。


ネジとスペーサが外れて転がっていたのですが、写真を取り忘れたので上の写真は再組立てした状態です。

基板は長いセルタップネジでケースに直接取り付けられていたのですが、ネジのピッチが大きく2~3山程度しか締め込まれていません。このネジの先端はタップ用の切込みが入っていてネジとしては不完全だから、これは設計が不適切なんじゃないかなぁ。

そのネジ山が衝撃か何かで削れてしまったようで、2本分が効かなくなってしまっていました。

修理方法を考えなくては。

PCが1台いかれた(その3)

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注文していたHDDが着荷したので比較してみました。


上が枠に取り付けられたままの取り出したHDD、下が新たに買ったものです。

コネクタの横方向の位置は一致していそうですね。厚さが9.5mmに対して7mmなのが少し気になりますが、ネジ穴とコネクタの位置関係は同じに見えるので枠に取り付けてみます。

ネジはトルクスのT15です。

PCにセットしてみるとすんなり入りました。試しにDPS Self-testを実行してみたら正常終了したのでコネクタの接続も問題無いようです。

HDDの交換ができたので何らかのOSをインストールしなくてはなりません。

PCが1台いかれた(その2)

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(その1)に引き続きいかれたPCの復旧です。

HDDの交換が必要と思われるのでケースを開けていきます。まず背面のネジ(ツマミが付いているので手で外せます)を外すとトップカバーがスライドして外れます。


左手前に大きなヒートシンクとファンがありますのでCPUはこの下と思われます。

右側は光学ドライブですね。他に収納できる場所は見当たらないのでHDDはおそらくこの下だと思います。

ACアダプタ式なので電源ユニットはありません。メインボード上にDC-DCコンバータはあるでしょうが。

光学ドライブですが、コネクタを外して緑のレバーを倒すだけで前側に簡単に抜くことができます。

TR4941(分解編 その4)

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分解編の最後は残るマイコンの部分です。

最初に基板全体の写真を再掲します。

操作パネルに8279が使われていたので80系のマイコンが載っているかと思いきや、使われていたのはMC6802でした。水晶振動子に近頃見ない巨大なものが使われていますね。これは2.4576MHzだったのでMPUクロックは1/4の0.6144MHzとなります。シリアル兼用でしょう。

隣のMBM2764-30はソケットなので読んでみようかな。

HM6264LP-15が2つ、これは容量的にROMに書くべきデータのバッファと思われます。MC6802には128×8bitのRAMを内蔵しているのでワークエリアは内蔵RAMの方に取っているのでしょう。

TR4941(分解編 その3)

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やっと心臓部のROM周りです。

まず最初にROMソケットを見ておこうと思います。


定番中の定番、3MのTEXTOOLが使われています。

が、それだけではありません。

TL866Aのような最近の安いライタではソケットが直接基板にハンダ付けされていますが、高級機では基板にリセプタクルをハンダ付けしてその上にソケットを載せる構造になっているものがあります。ソケットのソケットのようなもので、ガタが来たソケットを交換できるようになっています。

これもそうなっていました。

それではROMソケット周辺の部品を見ていきます。

TR4941(分解編 その2)

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ニキシー管用の高圧電源を作り始めましたが、不足部品が出てきて到着待ちになってしまいました。普段とはあまりに違う分野なので高耐圧のケミコンなど持っていませんが、部品調達したときに何故か頭からすっぽり抜けていたのでした。

というわけでTR4941の分解編の続きをお送りすることになりました。


メイン基板です。

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