分解・解析
内部がどうなっているのか、どんな部品が使われているのか、中を開けてみます。
思いもよらぬものが出てきたり、設計の背景が想像できたりすると面白いなと思っていますが、答え合わせができないので中途半端に終わってしまうことが多いのが残念なところですね。
あくまで好奇心を満たすために行うものですので、過去のものが対象です。
ポンプを開けてみた
先日のダイヤフラムポンプ、中を見てみたくて開けてみました。
開けると水密を維持できなくなるリスクありますが、実は3個あるので一つくらいダメにしてもいいやと実行します。
とりあえずトルクス(T10)のネジを4本抜きます。バネか何かが弾けて飛んで行ってしまうのを心配して指で押さえながら慎重に抜きましたが、特にそのようなことはありませんでした。これは再組立ても容易かもしれません。
上の写真は黒いカバーをめくったところです。
WT-03を開けてみる
なんかAmazonのレビューを読むとタイマーWT-03は内部のバッテリが破裂して壊れるパターンが多いようです。
うちのは気付かないうちに破裂したのか、珍しく静かに逝ってしまったのか、気になります。
ということで開けてみます。
基板は2枚、タイマー基板と電源・リレー基板に分かれており、4本の線で接続されています。
AC 100Vの回路は……
写真左側の端子はプラグと受けが繋がっています。細い線はバッテリを充電するためですね。
右側の端子はプラグ・受けそれぞれが太い線でリレーに接続されています。
LEDのピンを探ってみた
予告した通りLEDのピンを探してみました。
当初電源を5.000V, 0.005Aくらいに設定すればいいと思っていました。LEDのVFは5Vより低いのでCCモードになって電流制限抵抗不要になり、同時にVFもわかるだろうと考えたためです。
が、実際に試してみると数秒で保護回路が働くのか出力が遮断されてしまいます。測ったわけではありませんが(明るさから推測するに)設定以上の電流が流れているのではないかと思えます。
今はLEDを見たいので電源の挙動を調べるのは置いておいて直列に1kΩの抵抗を入れて進めることにします。
MS-DOS ROM
先日秋葉原を歩いていて面白いものを見つけて思わず買ってしまいました。
それがこれ、「MS-DOS 3.21」のラベルが貼られたROM、しかもHとLが揃っていたのでMS-DOSのROM化ってどうなっているのか見てみたくなったのでした。
まずROMライタでそれぞれ読んで、一つのファイルに結合しました。
objcopy
あたりでできるのかもしれませんが、以前やっつけで作ったツールを流用しました。元はMC68000向けだったので最初エンディアン間違えて……
何か特徴的なデータないかなと眺めていて最初に見つけたのは……
クリップ扇が壊れた
自室のデスクで使っていたクリップ扇風機が遂に動かなくなってしまいました。
スイッチを入れると数秒間ゆっくりと回ったあとに止まってしまいます。
どうも機械的な負荷が重くなっているような感じで、そういう状態のモータって電流が増えていて危険なのですぐにプラグを抜いた方が良さそうです。
安いものですし、十分長く使っていると思うので、中を覗いてから買い替えることにします。
分解前に見ていたら折れている箇所がありました。固定したまま使っていたので今まで気付かなかったようです。
あのマウスを分解してみた
以前お買い物のところで触れたマウス、しばらく前にホイールが不調になって予備と交換(さらに次の予備も調達済み)したので中を見てみることにしました。
まずは簡単に外観から。
これを愛用している理由は中ボタンがホイールではなく通常のボタンになっているから、押した瞬間にホイールが動いてしまってイライラすることが多いので中ボタンがホイールになっているのは絶対イヤ、だけどそういうマウスはもう入手困難です。NetBSD機用にロジテック(ロジクール)のM-S35はいくつか確保していますが、Windows用にはやはりホイールも欲しい、などと考えていた時に出会ったのがこれなんです。
CE-125S(分解編)
以前取り上げたCE-125Sですが、内蔵電池が心配になってまた取り出してきました。
そしたらなんと……
コネクタの左辺りがソフトケースに張り付いてしまっていました。
簡単に剥がれはしたのですが、ベタベタを取ろうと薄めた洗剤で拭いていたら塗装まで剥がれて汚くなってしまいました。
さて、前回は外観を見ただけでしたが電池の状況を見るためには開けなくてはなりません。とりあえず裏面のネジを外します。あとはツメで固定されていましたが軽く引っかけてあるだけのようで簡単に外せました。
ダイソーのタイマー
これ、ずっと使ってきたキッチンタイマーですが、しばらく前から不調になって戦線離脱していました。今回はこれを取り上げたいと思います。
かなり前にダイソーで買ったものです。
テンキー式なのでUp/Down式に比べて設定が楽なので愛用していたのでした。当然修理して使うようなものではないので、まったく同じものをまた買ってきて使っています。
裏側、中央の丸は磁石、右の小さな穴は圧電ブザーの穴です。
SG-Writer II を開けてみた
前回書いたように久しぶりにSG-Writer IIを取り出してみたらカラカラ音がするので開けてみました。
ネジとスペーサが外れて転がっていたのですが、写真を取り忘れたので上の写真は再組立てした状態です。
基板は長いセルタップネジでケースに直接取り付けられていたのですが、ネジのピッチが大きく2~3山程度しか締め込まれていません。このネジの先端はタップ用の切込みが入っていてネジとしては不完全だから、これは設計が不適切なんじゃないかなぁ。
そのネジ山が衝撃か何かで削れてしまったようで、2本分が効かなくなってしまっていました。
修理方法を考えなくては。
せっかく開けたので基板も確認しておくことにします。