MOディスク

以前フロッピーディスクを掲載しましたが、今回はMOディスクです。

各サイズから1枚ずつ、といっても5.25インチと3.5インチの2種類しかありません。他に2インチというのもあったらしいのですが、私は見た記憶もありません。

この3.5インチのMOディスクには馴染みの深い人も多いのではないでしょうか。
フロッピーディスクとそっくりですが厚さが違っていて倍近くあります。あとフロッピーディスクは右上の角が斜めに切られていますが、MOディスクは左上です。誤消去防止のスイッチも一緒ですね。
容量は私が持っていたのは128MBとこの230MBのものですが、もっと大容量のものも作られました。バックアップはテープを使っていたのでMOディスクはHDDに入りきらないものを入れていたのですが、大容量のが出る頃にはHDDの容量も十分になってきたので230MBより上にはいきませんでした。
仕事ではプリント基板の設計を委託したときの納品に使われることが多かったですね。

これは5.25インチのMOディスク、面倒なので普段は5インチと読んでいました。三角印の金属のところがスライドするシャッターですが、その左に「B」と書かれていると思います。一番最初の写真では右に「A」と書かれていました。そうレコードやカセットテープのように裏返して両面使えるようになっているのです。594MBと書かれている容量は確か両面合わせてのものだったかと思います。
下側の左右にあるオレンジ色のものは誤消去防止スイッチで、片面ごとにプロテクトできます。左側のスイッチの横に錠のアイコンがあって、スイッチを書込み禁止の位置にスライドするとアイコン中央の穴にオレンジ色が見えるようになっています。どちら面のスイッチなのか、どっちにスライドするとプロテクトになるのかわかりやすいですね。
5.25インチのほうは仕事で使ったのが先、Macintosh（当時はPowerPCの時代です）のバックアップ用でした。それで家でも使いたくなってジャンク屋でドライブを買ってきたのですが、結局動作確認しただけで実際には使いませんでした。なのでディスクはこの1枚しか買わなかったんじゃないかと思います。