2017-05-31 13:31 — asano
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昨日の超小型PCを分解して見ます。中を見たいという好奇心だけでなく、安直にOSをインストールするためでもあります。
カバーを開けると全面が基板で、HDDは基板上に載っていました。
HDDはWDのWD3200BPVT、SATAの320GBのドライブです。NetBSDをインストールするだけなら十分すぎる容量ですが、できれば1TB~2TBくらいは欲しいところ。大きなものに交換するか、NASをNFS mountして利用するか、悩ましいですがとりあえずはこのままにしてNASで凌ぐことにします。
RAMはPC3-10600 2GBのSO-DIMMでした。これはちょうど4GBの手持ちがあるので交換することにします。
HDDと基板は共締めになっており、HDDとSO-DIMMを外すとともに基板もケースから出しました。部品のほとんど見当たらない基板ですね。
右下のスイッチを挟むようにしている黒いものはスポンジで、おそらくLEDの光漏れ対策ではないかと思います。
「IPPPV-AT」の文字はどことなくASUSっぽい感じ。
写真上部のコネクタは基板の裏側にも出っ張るタイプ、ケースを薄くするためにこんなことまでしているんですね。
不等辺四角形の枠はヒートシンクの固定用、締め付けによって基板が変形するのを防ぐ役割も兼ねているのかもしれません。
ひときわ大きな9261-RはICのように見えますがネットワーク用のパルストランスですね。下のSLG8XP548Tはクロックジェネレータ、PC系では14.318MHzを基準にするものが多いです。これ前も書きましたがNTSCのカラーサブキャリア3.579545MHzの4倍で、ビデオ信号のディジタル化が進むと「何でこんな半端な周波数を使っているんだろう」と疑問に思う人が増えそうです。
すくなくとも基板はPEGATRON製だったようです。「PEGATRON」の上がCPU、右端の黒いのがチップセットです。
基板全体の写真ではよく見えないのでCPUをアップにしてみました。
右上に「D525」とありますからAtom D525です。調べてみると型番は「AU80610006225AA」が正式のようですが、それらしいマーキングは見当たりません。
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