2017-06-30 21:11 — asano
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これはそう古いものではありません。「出土品」か「買い物」か迷うところですが、とりあえずこっちに入れておきます。「準出土品」を作ったのでそちらに入れました。
IDT7200L20TPというFIFOです。一応、容量が256×9bitのメモリですが、アドレスを指定して読み書きすることはできません。FIFO (First-In First-Out)の名前の通り、書き込んだ順序で読み出されます。
アドレスが必要ないのでメモリとしてはピン数が少なく抑えられています。替わりにFull (これ以上書き込めない)・Empty (これ以上読み出せない)といったステータスピンがあります。他には複数を直列に接続して容量を増やすためのピンもあります(幅を増やすには単純に並べれば済みます)。
これ以前に紹介したIDT7134 Dual Port SRAMの前に検討していたもので、結局IDT7134を使うことにしたので余ってしまったというわけです。
どちらも期せずしてIDT (Integrated Device Technology)製ですね。ここはこの手の特殊なメモリを多く持っています。MIPSプロセッサやx86互換プロセッサを製造していたこともあります。
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