2017-08-11 23:51 — asano
今回出てきたのはステッピングモータ、数個ずつ2種類ありました。
2種類を並べてみました。サイズはほぼ一緒ですが、軸とフランジの関係が逆ですね。細部もいろいろと異なっています。
ステッピングモータの他、ステップモータ・ステッパ・パルスモータなどとも呼ばれます。同期電動機の一種で入力するパルスの数に比例して回転するのでオープンループ制御でも正確な位置決めが可能です。反面、高速回転には向きません。
こちらは多摩川精機のTS3103N124というもの、メーカのサイトに行ってもズバリの資料はありませんでした。モータの類は標準品のほか特注も多いので、そのようなものが流れてきたのだと思います。
試しに型番で検索すると秋月電子ほか何箇所かで今でも売られているようです。そういえば以前に秋月で購入したように気もします。相当数が出回っているみたいですね。
24V 0.28Aか、24V電源が必要なんですね。
200/REVの「REV」はrevolutionのこと、「革命」ではもちろんなく回転です。つまり200ステップで1周するということです。これはステッピングモータとしては一般的な値です。
軸はDカットになっていて中心の穴にはネジが切られているようです。
フランジの穴にもネジが切られています。
フランジの裏側は削り出されていました。円形に凸になっていて位置決めができるようになっています。
コネクタが5ピンということはバイファイラ巻きでA相とB相の中点が共通になっているようです。
こちらは購入の経緯をまったく憶えていません。
これは軸の出ている側にフランジがあります。軸は円筒形でDカットやキー溝等はありません。フランジの穴にもネジは切られていません。
コネクタは無くバラですが、6本あるので中点は独立しているのでしょう。
ミネベア製の23LM-C228、こちらもズバリの資料は出てきませんでした。
電気的定格は6.0V 0.75Aとなっていました。1.8DEG/STEPは1ステップあたり1.8°回転するということ、360° ÷ 1.8° = 200なので表現が異なるだけで200/REVと同じことを表しています。
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