Toshiba 12AX7A

東芝製の真空管12AX7Aです。

これは双三極管といって一つの管の中に三極管（FET類似の特性をもつ）を2つ封入したものです。

わかったようなことを書いていますが、真空管回路の設計・製作をしたことはありません。せいぜい周辺回路の修理をしたことがある程度です。
小学校の図書の時間に本で読んで（図書室の電気関係は古い本ばかりでした）興味を持ったのですが、なにせ（ヒータで高温になり、プレートには300V程度の電圧が必要なため）危険なので手は出さなかったのです。

「Hi-Fi」って書いてあります。
これを書くために検索してみたのですが、この12AX7(A)って今でも流通しているようです。状態によって500～20,000円程度らしい。

私の持っていた真空管は廃棄するテレビ・ラジオ等から抜いたものです。数10本はあったと思うのですが、残りはどこかに埋もれているのか、もう使うことも無いと考えて捨ててしまったのか。
プレートキャップのあるものとか珍しい形状のものだけでも出てこないかなと思っています。

2016-12-20追記：
プレートキャップではありませんが上からも線が出ているものが発見されました。関連項目を参照してください。

真空管に手を出さなかったと書きましたが、子供の頃にヒータのみ点灯してみたことはあります。中をみればどれがヒータかはわかるので安定化電源を繋いでみたのです。