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IBM MO32BO マウス


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ジャンク屋で見つけて2つ買い、1つ使用中ですがこれは予備としている方です。

IBM MO32BO
標準的なホイールマウス、ThinkPad用のものらしく小さいですね。

買ったときは表面が溶けたようにベタベタになっていました。仕方ないのでバラして樹脂部品をIPAで洗ったところ、さらに溶けることもなくベタベタだけ何とかなりました。IBMロゴも無事です。

裏側
表には「IBM」とありましたが、ラベルには「Manufactured for Lenovo」の表記があります。

方式は一般的な光学式のようです。

コネクタ
インターフェイスはUSBです。

ここにもIBMロゴがありますね。反対側はもちろんUSBの三叉マークです。

基板 表面
例によって開けて基板を観察することにします。

ホイールの左、K1と書かれているのはロータリーエンコーダです。ホイールをクリックすると軸が右側のスイッチを押します。エンコーダを支点に右に傾くわけですがまったく気になりません。
さらに外側には左右ボタンのためのマイクロスイッチがあります。
ホイール右下にはホイールを赤く照らすためのLEDが見えます。

中央のU1は移動検出用のイメージセンサと思われます。普通のDIPのように見えますが、左右のピンがずれていて千鳥のようになっています。

左のラベルが貼ってあるのがコントローラでしょう。

基板 裏面
表にはアキシャル部品が使われていましたが、裏面にもチップ部品が多数あります。

中央のセンサは2列のピンの間に受光部がありました。基板の中央に大穴があるのでパターンの引き回しに無理があるようです。USBも下側を迂回させられています。


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