AV2HDMI (分解編)
AV2HDMIですが、動作確認も取れているので中を覗いてみることにします。
基板の表面はこんな感じです。コストダウンのためかネジ無しでツメのみなので、ツメが深く噛んでいて開けるのは結構大変でした。
左上のSTM8S00 5K6T6CはSTMicroelectronicsの8ビットマイコン、プログラム用のFlash EEPROMが32kバイト・データ用EEPROMが128バイト・RAMが2kバイトの小型のものです。おそらくビデオICの初期化程度なのでこれでも十分なのでしょう。
一番大きなQFP、MS1850はMacroSilicon社のNTSC,PAL⇒RGBの変換ICのようです。データシートが手に入らないので詳細は不明ですが、ガンマ補正・OSD(On Screen Display)・フレームレート変換・プログレッシブ化などの機能も持っているようです。