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SBC8080(SUB基板編)


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SBC基板編ではメイン基板を見てみましたので、今回はメモリとI/OのSUB基板を取り上げます。

SUB8080基板
こちらもやはり変わったデバイスを選んでいます。

左端は最近入手したCERDIPのD8251Aを早速載せました。

隣のSN74HC4060Nは発振器と分周器が一体になったもの、使ったことのないものでこのために購入した新品です。

これまで4/8/16MHzのCPUクロックをLS161で13分周してからLS393でさらに分周して作ることが多かったのですが、これだと1つで済む上にCPUクロックを自由に選べるようになります。今度からこれにしようかなぁ。でも単体の水晶ってあまり好きではないから...

これも念のため単独で通電してクロック出力を確認しておきました。

次はMC74F139N、手持ちがあったので74Fを使ってみました。

SRAMはEPSONのSRM2B256SLCX70です。これはROMエミュレータP8052AH-BASICボードなどにも使いましたね。あまり使ったことのないTC55257とかの方が良かったかなぁ。

UV-EPROMはNECのμPD27256Dを使ってみました。27256の書き込み電圧VPPは12V系が普通ですが、これは21V書き込みのものです。

これにデータパックのTiny BASICを書き込んで動かしてみることにします。

SBC8080 + SUB8080
最初に試したときはこんな綺麗に組み立ててはなくて、2枚の基板をショートしないように間にDMの封筒を挟んだ状態でしたけど。

下の基板にUV-EPROMがあるので交換が容易にできるようにネジは手で外せるようにしています。上下逆にすればよいのですが、やはりご本尊は見えるようにしておきたいし...

動作自体は一発であっさりOKでした。

実績のある基板ですから心配なのは「ネタ」で選んだ部品たちくらいのものです。それもD8224以外は代わりを持っているので何かあれば替えてみるつもりだったし、8224も若松通商で買えるアテはありました。

しばらく動かしていたのですが、8224, 8228, 8080って結構発熱しますね。8224なんかは長くは触っていられないほど。

参考文献・関連図書: 
鈴木哲哉(2018)『SBC8080技術資料』
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