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COP402M


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今度のは他の石を買うついでに1つ試しに買ってみたものです。

COP402MN
National SemiconductorのCOP402MN、ROM内蔵が基本なファミリですがこれは珍しくROM外付けタイプになっています。

買うときに確認したのは、ROMを外付けできること、データシートを入手できること、(可能なら)アセンブラが入手できることくらいだったのですが...

いざ動かそうと思ってデータシートをよくよく確認したら厄介なシロモノでした。

まずROMは確かに外付けできるのですが、メモリ空間は1k×8bitしかありません。しかも読み出し専用です。

RAMは64×4bitを内蔵しています。外部バスは無いので増設はできません。ここであれっ4bit幅と思ってデータシートのブロック図を見るとALUも4bit幅なので、型番の「4」は4bitを表しているようですね。

このRAMではリターンスタックの効率が悪そうですが、3レベルのスタックを別に持っています。

ここまでは8X300を小さくしたような印象です。

I/Oポートは双方向のL7L0、やはり双方向のG3G0、出力専用のD3D0、入力専用のIN3IN0があります。これらがメモリ(またはI/O)空間にマップされているのではなく、それぞれ専用の命令によってアクセスします。プルアップやオープンドレインなどのオプションもありますが、なんとマスクオプションになっていてCOP402では変更できません。

COP402とCOP402Mの違いはここの違いでした。「M」のついたCOP402MはNSの提唱するMICROBUS™(要はCS, RD, WRを使うバス)に対応するようなっています。

割り切って使うしかないようです。

さらにMICROWIRE™のためのSI, SO, SKも持っています。

裏面
National SemiconductorのICは裏面にもマーキングのあるものが多かったのですが、これは右上のピン跡のところに「M」とあるだけでした。

さて、これを動かそうと思っているわけですが、どうするのが良いのでしょう?

最初はEMILY Boardで動かそうと思っていたのですがあまりメリットがありませんね。ROMソケットにしてROMエミュレータの方が独立して動かせる分良いかもしれません。

参考文献・関連図書: 
COP402/COP402Mデータシート, National Semiconductor.
"COPS Family User's Guide", National Semiconductor.

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