2019-09-26 22:37 — asano
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今度のは他の石を買うついでに1つ試しに買ってみたものです。
National SemiconductorのCOP402MN、ROM内蔵が基本なファミリですがこれは珍しくROM外付けタイプになっています。
買うときに確認したのは、ROMを外付けできること、データシートを入手できること、(可能なら)アセンブラが入手できることくらいだったのですが...
いざ動かそうと思ってデータシートをよくよく確認したら厄介なシロモノでした。
まずROMは確かに外付けできるのですが、メモリ空間は1k×8bitしかありません。しかも読み出し専用です。
RAMは64×4bitを内蔵しています。外部バスは無いので増設はできません。ここであれっ4bit幅と思ってデータシートのブロック図を見るとALUも4bit幅なので、型番の「4」は4bitを表しているようですね。
このRAMではリターンスタックの効率が悪そうですが、3レベルのスタックを別に持っています。
ここまでは8X300を小さくしたような印象です。
I/Oポートは双方向のL7~L0、やはり双方向のG3~G0、出力専用のD3~D0、入力専用のIN3~IN0があります。これらがメモリ(またはI/O)空間にマップされているのではなく、それぞれ専用の命令によってアクセスします。プルアップやオープンドレインなどのオプションもありますが、なんとマスクオプションになっていてCOP402では変更できません。
割り切って使うしかないようです。
さらにMICROWIRE™のためのSI, SO, SKも持っています。
National SemiconductorのICは裏面にもマーキングのあるものが多かったのですが、これは右上のピン跡のところに「M」とあるだけでした。
さて、これを動かそうと思っているわけですが、どうするのが良いのでしょう?
最初はEMILY Boardで動かそうと思っていたのですがあまりメリットがありませんね。ROMソケットにしてROMエミュレータの方が独立して動かせる分良いかもしれません。
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