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NEC uPD458D


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μPD454Dと一緒に入手していた後継品です。

uPD458D
NECのμPD458D EEPROMです。

容量はμPD454Dの4倍の8kbit(1024×8bit)となり、ピン数も4本増えて28ピンとなりました。容量の割にピン数が多いのは電源ピンが多数あるためです。

電気的特性は容量増に伴ってアドレスピンが増えたことと、アクセスタイムが少し速くなった程度でμPD454Dからほとんど変わっていません。ただしピン配置は一新されていて互換性はなく挿し替えはできません。その代わり一般的な2708などとの挿し替えを意識した配置となっていて、13~16ピンを除いた24ピンは2708そっくりです。

その13~16ピンもVSSに接続するだけですから、ソケットに細工する程度で置き換えできそうです。25ピンのN.Cは2708ではVBB = -5Vですが、これもデータシートによるとそのまま接続したままでOKみたい。

書き込み・消去方法についても、まだデータシートをざっと読んだだけですが、電圧も一緒ですしタイミングもそのままで行けそうです。
ソケットを共有するのは難しそうですが...

外形的にも一般的なものとなっています。

よくあるSide Brazed DIPになって、フタも四角形になりました。左端のマークもありがちなものとなっていますね。

参考文献・関連図書: 
uPD458データシート, NEC Microcomputers.
uPD454データシート, NEC Microcomputers.
2704/2708データシート, Signetics.
関連項目: 

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